カンセンキ

2月27日の
闘龍門JAPAN「PREMIUM LIVE MATCH〜Vol.38〜」
神戸チキンジョージ

観戦友は44。

闘龍門、初観戦。
一回は観とかなアカンやろ、というこの団体の勢いはものすごい。
できたら、ウルティモ・ドラゴンが観たかったのだけど、出なかった。残念。

びっくりしたのは、リングの狭さ。通常の3分の2くらいかな?
そしてチキンの特異な形状(入り口付近とLIVEをする舞台をつなぐ真ん中が、下に下がっている、丁度凹の形)なので 、リングの高さが舞台と同じなため、舞台に立って観るうちらからは、めっちゃめちゃ観やすい位置になる。
例えば通常のスペシャルなリングサイドだったとしても、見上げる形になるため、寝技で攻防になった時は見えにくいけど、それがない。
しかしその分、全員が立ち見。開場から1時間後に試合開始、試合は2時間。その間立ちっぱはちょっとキツかった。 あと空調が効いてなくて、熱い。

■第1試合
斉藤、横須賀、○マグナム(踏みつけ式体固め6:04)
×三島、新井、望月

左:マグナムのエルボーを入れられる三島 右:斎藤が三島をバックドロップ

マグナムは、いかついカラダをしていた。レスラーと言うよりAV男優。しかし強い。 踏みつけ式体固めを返せないのは、悔しいだろうなぁ。 試合後「あっさり終わったつまんねー試合だな、おい」とマグナム。

■第2試合
○YASSINI(反則12:22)×SUWA※修司が乱入

試合はたて続けにSUWAがYASSINIを攻めたてる、そこへ・・・


左:SUWAとここんとこケンカしているコンドッティ修司が乱入、そこへイタリアンコネクション、クレイージーマックス達も乱入  右:退場していくコンドッティとミラノコレクションAT 怒り心頭やからコールドスプレー?

鹿児島県出身のSUWAはかなりの実力者、と思う。YASSINI、攻めきれず。
試合後半、ほぼSUWAの勝ちが決定的な空気が流れた時、イタリアンコネクションのコンドッティ修司が乱入。 それにあわせてイタリアンコネクション軍団(軍団てつけたアカンやろけど、わかりやすく)とクレイジーマックス軍団が乱入し 両者入り乱れて・・・というより、2人のケンカを止めに入っていた。
コンドッティ、かなり好きかも。

■第3試合
森、○BATAやん(エビ固め7:12)岩佐、×市川

左:手前左からセンスに着流しのBATAやん、と、「キャンディキャンディ」がモデル(たぶん)のアンソニー・W・森  右:「ひょうきん族」のデブキリストが「×」ってするやつをするストーカー市川(見た目はブラックデビル)

良い意味でここで一服、試合。
BATAやんが歌いながら登場。ものごっつ歌うまい、声、良すぎ。リングに上がってからも、完璧な声でリングアナウンサーを努める。
ストーカー市川の頭の棒が取れたり、耳が大きくなったり、BATAやんが巻いた紙ふぶきを、 ほうきとちりとりと掃除したり(もちろんちりとりはその後凶器へ)、 森と岩佐の、軽量級ならではの軽やかな技合戦もあり、オモロかった。
しかし、「ひょうきん族」ネタて、もう10代の子にはさっぱり、だろねぇ。

■第4試合
○修司、YOSSINO、ミラノコレクションA.T.(ゴリラクラッチ14:13)
TARU、×フジイ、CIMA

左:6人もいると、リングがギチギチ
右:コンドッティに押さえられ、YOSSINOに攻められるTARU


闘龍門でイチバン注目な(いろんなもんへの露出として)CIMAと、ディファ杯をウルティモと制したYOSSINO、 今のりにのってるミラノコレクションA.T.が同時に観れた。
YOSSINOはめちゃめちゃ細いけど、さすがアクロバティックな技を連発し客を沸かせていた。
一番人気はドン・フジイ。「フジイさーん」とファンからの声援が多かった。ので、見た目からもウルティモあるいはもっと上の 藤原喜明とかの世代かと思いきや、後で調べてみると1970生まれ。33歳。普通。まぁ闘龍門の選手は若いから比較的上ではあるけれど。 でも、そのストロングスタイルはかーなり良かった。コンドッティとの掌底合戦に開場が沸く。
CIMAは慌しい動きで、ラリアットでどんどん相手を場外へ。
今日のベストバウト。

■第5試合
▽NWA世界ウェルター級選手権試合
○K−ness.=王者(片エビ固め10:42)×キッド=挑戦者


左:スカジャン軍団(DoFIXER軍団と新M2K軍団)揃い踏み 人、居すぎ!
右:ドラゴンキッドを持ち上げるK−ness.こっからバックブリーカへ



左:勝利したK−ness.と喜ぶゴリラ(見にくいけど、マグナムの腕の下に写ってます)
右:そして勝利のDoFIXERによるダンス


ミニゴリラが加わったDoFIXER軍を引き連れて、K−ness登場。ドラゴンキッドもちょっと色あせたスカジャンを着て登場。 このDoFIXER軍団と新M2K軍団はお互いがスカジャンを着てるのため、かぶってる!と対立関係に。 それも来週、「スカジャンコントラスカジャン」というタイトルでスカジャンを賭けた戦いがあるらしい。
それはさておき。
のっけからK−ness.、キッドが着ていたスカジャンを使っての首吊り!攻める攻める。 ドラゴンキッドも素晴らしい空中絞め技で応戦するも、最初の攻撃が効いてるのか、なかなかK−ness.をダウンさせられない。
途中、ミニゴリラによる美しいノータッチ・トペも受けるキッド。
最後、K−ness.のキックが首に完璧にきまり、フォール返せず、キッド敗北。

なかなかオモロかった、闘龍門。 しかしもちっと大きな開場で、座って(まぁ興奮しやすいので、ほとんど立ってみてるけど)観たい。
あと常連ファンらしい人が「今日はしょっぱかったなー」言うてたのでそうなのかも。初めて観るんでわかんなかったが、 確かに第一試合はもうちょっと・・・とか、あと、メインもキッドがもうちょっと粘って欲しかったとかあるけど、 十分ではないでしょか。
大阪や神戸でやるときは、たまに行きたいと思う。

☆おまけ☆
今日はバウトレビュより、こっちがメインさ!これを誰かに見せたくて見せたくて。
見よ!ミラノコレクションATのケツ!


左:試合前 右:試合後(くいこみに注目)

いやなんかもう、目の前に183cmもあるこの人がいるので、その向こうでやってるフジイとコンドッティの 試合が見えない。つか、お尻に目がいってしまい、気が散る散る。
しかも試合が進むに連れて、どんどん、なんつーか、くいこみが・・・・。
いえね、私だけじゃないっすよ、開場の90%を超える女子のほとんどが、きっと気が散ってたに違いないと思う。 横にいた44と「おしりが、おしりが」とつぶやきあうのも、しょうがないんです。

しかしプロレスの客の90%が女子って。すごいなぁ。 そのワケは、ミラノコレクションATのお尻が無言で語ってくれていた・・・。




Go★Home