カンセンキ

2003年3月8日の
大阪プロレス「SATURDAY NIGHT STORY」
デルフィンアリーナ

先週K−1出場した村浜が帰って来るので、満員かもと思い、 当日に行く事を決めた私は当日券の有無をデルアリへ電話してみるも、「あるんじゃないスかー?」みたいな返事。
あれ?
行ってみると、4時半頃で整理券113番。あれ?(ちなみにだいたい350人くらい入る会場)
普通に会場の5時に行っても、全く誰も並んでない。いいんやけど。

試合前VTRで、3月21日の新日のリングにおける大阪プロレスタッグベルトへの挑戦者が決まった。 Gammaとキッドだ!ちなみにベルト保持者は村浜とライガー。オモロそうだが、放送の予定無し。うー。

もいっこ、試合前VTRで岸和田愚連隊(大阪プロレスのルード)のん。廊下をのっしのっしと歩くマグマ・カルト・ゴア。 あれ、とうとうブラックタイガース外された?とか思ったら、三人が入ってった部屋で筋トレしてた。 マグマ「おーお前がんばっとるな」に、英語で長〜く熱く語りかける黒虎。 「お前の言ってることわかんねんだよ」と3人で首をかしげるカワイイしぐさの愚連隊。
路線ちょい変更?最近のマグマ、良いゾ!

試合前はタイガースマスクのマイク。「今日こそ、どっちが本物のタイガースか白黒つけます!言うて僕が白で向こうが黒ですけどね!」。

30分1本勝負
 ○えべっさん (9分16秒財津一郎ストレッチ(タケモトピアノ)) ×福田ユタカ



このカード初めて観る。試合はえべっさんの独壇場だった。けど、福田もごっつい返してた。
短っ!と思ったけど9分も戦ってたんか・・・まぁ60%くらいはえべっさんのべしゃりやけど。 「て言うかね、4時半に来て、第一試合はないと思いません?」と観客に語りかけるえべっさん。遅刻してきたらしい。 「先々週風邪ひいてたんですけどね・・・」とめちゃ、個人的な話を普通にリング上でしゃべる。 えべさんは確実にべしゃりが進化している。と思う。

30分1本勝負
 ○Gamma (7分04秒ブリッツェン→片エビ固め)
 ×スーパーロボK


左:スーパーロボK登場 まぶしっ 右:Gammaにこのまま落とされるK

このカードも初めて。なんや今日は。て、全部観てるわけやないけど。
途中Kが、えべさんとの時に見られるアームレスリングへの誘いをGammaに要求。 肩のサポーターを投げ捨て、受けるGamma。しかしそこは、「バーカ」と逆にKが足蹴にする。
それ以外は、Kがかわいく笑えるとこもありながらも、ほとんどちゃんと試合。 関空トルネードもかわされ、Gammaの必殺技でエンド。

タッグマッチ30分1本勝負
 ○ミラクルマン&BK・キッド
 (13分59秒スワンダイブ式ムーンサルトプレス→片エビ固め)
 S・デルフィン&×ペロ


左:BK・キッド登場 最近ますますカッコいい
右:ペロにおすわり・お手を要求するキッド



左:飼い主デルフィンに抗議するペロ(後ろにヒマそうなミラコ)
右:そして仲直り(んで、端〜にヒマそうなミラコ)



デルフィンとペロの激突

ほぼキッドとペロのかけあい。
「お前よー見たら、顔こわいんじゃ!」てペロにキッドが。 良かったー。大阪プロの人、もしかしてペロをカワイキャラで売り出そうとしてるんかと、ドキドキしてたので。 「ほんで、お前の衣装も技かけにくいねん」と。うんうん。もうちょっとマシなの着せてあげた方が・・・。
ミラクルマン、最後の最後らへんまで出番無く、レフェリー松井としゃべっとった。 キッド「ごめん、おそなって・・・」ミラコ「体冷えたわっ!」てな事で、最後ペロがミラコにやられた。
そして試合後・・・。
ペロのダジャレ・・・そして今日は!『なぞなぞ』ときた!なぞなぞて!観客もうどう反応していいやら、 シーンと静まり返る。「ペロ、そんなにがんばらんでエエぞ!」のヤジも聞かれた。
や、頑張るのは素敵なことやけどね。

タッグマッチ30分1本勝負
 ○ツバサ&Bバファロー (14分21秒レフェリーへの暴行→反則)
 ×大王QUALLT&ゴア


のっけから、コーナではなく出入り口から奇襲するゴアにやられるツバサ 観客からは本気のキャーが聞こえた オモロ


左:カルトに首を絞められる 右:引き続きせめられるツバサ


左:ア〜ルゼンチンバックブリーカ〜って、なんかカルト用の技名あったらごめんなさい
右:ゴアにやられるバファロ


コーナーから登場したINFINITY(ツバサ&Bバファロー)を突如襲うQUALLT&ゴア。 中盤盛り返しつつも、ほとんど愚連隊のペース。反則勝ちとは言え、INFINITYの大阪プロレス内での負け内容の試合 は初めて観たかも。かも(記憶が怪しい)。
そしてゴアはマスクの髪をくくっていた。先々週、髪が邪魔で試合やりにくそうだったのが、すごい印象的だったから、 ホッとした。でも、後ろから見ると、白髪交じりの昔話おばあさんみたいだぞ。怖くないぞ。

試合後なおも反則を続ける愚連隊に、Gammaとキッドがリングへ助けへ上がる。 退場時、ツバサは足を引きずっていた・・・。
タッグマッチ30分1本勝負
 村浜武洋&○タイガースマスク
(11分43秒暗闇脳天を切り返して→エビ固め)
 “ビッグボス”MA−G−MA&×ブラック・タイガース


左:メインのメンツ揃い踏み 右:マグマと村浜 キーロック?


マグマに必死に抵抗するタイガース

やっと、む・ら・は・ま☆
いや、この試合は「タイガース・コントラ・タイガース」試合なのだ!(週プロの文句をパクりました)
しかしこのメンツ・・・ 試合内容は本当に厳しかった。集中してやられ続けるタイガース。村浜とタッチも出来ない程。 そして場外では、黒虎(ブラックタイガースて長いので)に会場内シャッターに打ち付けられるタイガース。 でも、何回も何回もフォールを返していた。ほんまにヤバい!て時は村浜がフォローに入る。
でも新技?も披露していた。ロープをつかみ、 リングサイドにある柱をサマーソルトみたいに駆け上って、トップロープからダイビング・・・伝わらないか。
で、一瞬の隙を狙ってフォール!大歓声!

関係ないけど、マグマが蹴りを入れたりぶち当たりに行く時の賭け声がオモロ。
「いくぞゴラァ」「いてまうぞゴラァ」などなど、岸和田文化が花開いています。これで大阪名物世界一へ挑戦はどうだ!

試合後、黒虎が来週のシングル戦を要求。答えるタイガース「どっちがタイガースのパチもんか白黒つけたろ! で、ワイが白で向こうが黒なんやけどね」と。

んで、村浜がINFINITYをリングに呼ぶ。 INFINITYとGammaの確執(元同じルード軍だったのに、Gammaは正規軍へ入った)を、 バファロが「なぜ正規軍に?」にGammaはあまりちゃんと答えようとしないが、最後「大阪プロレス」のためと。 で、とりあえず握手。しかしGammaは最後までぶっきらぼーだった。


左:村浜に呼ばれたバファロとツバサ 右:話し合い・・・

花道んとこに座ってたので、手を出してみると、ツバサには気付いてもらえなかったけど、バファロは触ってくれた。

今日の出口お見送りは、村浜とタイガース。
いやん!でも、いっつも村浜が先に立ってるので(立場的にしょうがない)、その後の選手との握手をしなければならず。 いや、タイガース好きやけどね、順番ちゃうかったらもっとえーなー、と。って、毎度コレ言うてるな・・・。




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