カンセンキ

2003年4月26日の
大阪プロレス「大阪タッグフェスティバル2003」第4戦
デルフィンアリーナ


試合前、なんかデルフィンが写真撮影。何に載るのかなー。 それにしも写真には撮ってないけど、デルフィンの決めポーズってオリジナリティ〜。

第一試合
20分1本勝負
×ペロ (9分29秒アトランタ・ドライバー→エビ固め) ○J・ロペス


観客に抱きついたペロをリングに戻すジェレロペ

バックブリーカー→バックフリップ

締められてもベロが出てて、ちょっとキュート

この2人のシングルなんて、かみ合うの?と一抹の不安を覚えたのだけど、ロペス、全選手の中で一番かみ合うのペロちゃうの? てなくらいの好勝負。ロペスのグランドにもさくさく切り返し、スープレックスからボディアタックの沸く試合。
しかしペロが場外に出て女性客に抱きつくネタ、最近エスカレートしてリング一周の勢い。タイガースみたいにロペスが パクってこっち来たら本気ダッシュやな・・・とチラリと考えた。
最後はまたしてもアトランタドライバー。むー。
ペロ退場時結構つらそうだった。


第二試合
30分1本勝負
○S・デルフィン (7分47秒松井レフェリーのDDT→片エビ固め)
×くいしんぼう仮面


くいしんぼうブレイクダンス!

写真が1枚しかないワケは、それ程試合に熱中してオモロかったからであります。 デルフィン、シングルの楽しいプロレスかんなり良いです。こないだから思ってたのだけど。
今日はくいしんぼうの新技が出た。(観始めて間が無いので、過去にもやってたかもしれませんが。) もんのすご速いほふく全身でドカドカ相手に向ってくやつ。こわっ!と爆笑してたら、なんとリングからこっちに 降りてきた。こわっ!逃げる間も無かったさ。
最後、デルフィンにアッパーを受け、松井の腕に倒れたくいしんぼうを、受け止めた松井もそのまま倒れ 自然なDDTの形に。これには大うけ。オモロいぞ!

第三試合
6人タッグマッチ30分1本勝負
Bバファロー&×トルトゥガー&タイガースマスク
(13分22秒ダイビング・ボディプレス→片エビ固め)
“ビッグボス”MA−G−MA&大王QUALLT&○ゴア


「お前がロープに行け!」「お前が行けや!」

愚連隊につかまるタイガース

釣り天井、なんとこれを回転して4連続極めたカルト

このエグい逆えびも、この後エスケープ成功

誤解を恐れず書いてしまうけど、愚連隊この3人の方がええんちゃうかなぁ。 観客として何も考えずに試合に集中できる良いルードの形。ロペスがいると、なんか観客の空気が変な感じになるのです。
カメちゃんの楽しいプロレスに付き合うカルト。カルトってオモロいの絶対大好きな筈。しかしカメは頻繁につかまっていた。
で、タイガース登場。前半つかまりっぱなしで攻め立てられるも、返す返す、ロープエスケープへの前進も気迫がこもっていた。 そして美しいドロップキックにソバットにボディアタック。
バファロは今日は良いタイミングでフォローに入るという感じ。カメとタイガースがつかまるので、どうしてもそうなると いうのもあるのかもだけれど、あえてそうしてる風に見えた。タイガースに何かを掴め、と言ってるような。 でもバファロもマグマにパワー負けせず。肉体改造は進んでる様子。
しかし終始場外。てぃしゃつを売る机にタイガースとバファロが投げ落とされる場面も。

タイガースマスクは本気で未来の大阪プロレスを背負ってく選手なのだな、と最近つくづく思うのであります。 人気に実力が追いついて、比例しながら登りつめてくのだなぁ。

第四試合
大阪タッグフェスティバル2003」公式戦30分1本勝負
ツバサ&○BK・キッド<4点>
(18分35秒ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め)
ミラクルマン&×福田ユタカ<0点>


序盤の腕の極めあい攻防

ビリーが捕まり福田に蹴りを受ける

エグい片エビの上に頭を踏みつける

ビリー・ツバサへブランチャをきめたミラルクマン

今日はビリーがいかつかった。福田への技の応酬はビリーの意地みたいなものが感じられ、違う一面を観れた感じがした。 ロープを使い、ブリッヂの体勢になった福田の首へ足を踏みつけたり、先週ゴアとロペスがビリーに何度もやった、 足を持ち上げて落とすやつもしていた。
しかし、福田、ばてても気力は衰えず、切り返してのトップロープからのドロップキック、グランドでの切り返し、 今までの、ただ切り返す、フォールを返すだけでない、何かも見えた。
ミラコも変形STFをビリーに極め、ビリー×ミラコでは経験値分ミラコが優勢。 ツバサとビリーに一人でブランチャをきめていた。ミラコ、週プロ名鑑にあるとおりこのまま「脱お笑い!」をしてほし。
ツバサはコルバタ・ランセを華麗にきめ、そしてなんだかバファロと協調してなのか、最近、体がゴツくなってきてパワーが増している様子。 んーステキ。
もう、4人が4人とも応援したい試合で、全く声援が出せなかった。
ベストバウト。

第五試合
「大阪タッグフェスティバル2003」公式戦30分1本勝負
村浜武洋&○Gamma<4点>
(13分07秒ダイビング・ヘッドバット→片エビ固め)
×えべっさん&大黒さん<4点>


今日も勝っちゃおー!

トペかと思いきやベロ〜ンて これどっかで見ましたね〜先週のえべを見てやりたくなったんですかね〜

村浜のキック一発受ける毎にくずれ落ちる大黒さん(わざと)

めずらしいGamma×えべ

村浜のトペにより2人ダウン

場外で足を極める村浜 この後大黒さんは村浜のパンツを脱がせ・・・

負けちゃったよ・・・

試合後ちょっと言い合いになる神様チーム

あのね、公式戦なんですけどね。セミのあの熱気は一体・・・てな具合で激しくも楽しいプロによる観客のためのプロレス!
金村(大黒さん)×村浜がどうなるものかと楽しみで今日来たわけですが、金ちゃんペースに巻き込まれる村浜。 強さ、とかでなく、試合運びと言うかしゃべりと言うかパフォーマンスと言うか。 村浜、ストロングで行こうにも、キック一発で「痛い〜助けてトモダチ〜」沈む金村。村浜終始半笑いでやりにくそうだった。
Gamma×えべにも「Gammaお前、ちょっと前まで悪の限りをつくしてたやんけ!」と突っ込む。さらりと流すGamma・・・。
そしてえべが村浜のアゴを取り、のけぞったところへ金村のキス攻撃。ぶわっと跳ね起きて場外で沈む村浜。
その後、Gammaが金村をとらえ自コーナへ持っていき、村浜とタッチを要求した瞬間、 金村はズボンを脱いでパンツ(プロレスの)を見せる。タッチを拒否し、場外へ降りる村浜。

これは公式戦。

その後、トペで金村をくずし、足を極めてリングへ上がるのを村浜が阻止してる間に、えべがフォール。つかこの、村浜が捕まえてる時に 金村が村浜のパンツを脱がそうと。まるで桜庭×ホイスのように・・・て全然違いますが。で、それに見とれて、全くリングを見てなかった。 まさかダイビングヘッドバッドきめてたなんて。びっくり。

試合後、「負けちゃったじゃないの!」と怒るえべ。「ごめんなさい・・・」と土下座する金村。 「いや、先輩そこまでせんでも」とえべ。
で、「負けたのに踊るかぁ!」と言いながら、ブリブラを踊って東京へとんぼ帰りの金村こと大黒さんなのであった。




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