カンセンキ

2003年4月27日の
「BAPE STA!!PROWRESTLING ZEPP TOUR」
大阪・Zepp Osaka

APEグッズを買う気もないもんで、開場よりちょっと遅れて到着。でも一応見るだけ見てみようと、グッズ売り場へ並ぶ列へ。 つい、つい、何となく、流れに呑まれてティシャツ買ってもた。くそう!NIGOめ!

そしてビールを一杯。なんか美味しかった・・・。大阪プロレスの練習生を見た。ジュースをたくさん買って、いっぱいいっぱいな 様子だった。

そして開始。


小島による挨拶、カード発表。メインのカード「武藤、えべ藤・・・」のとこで、ぷっと笑いながら読み上げるコジ。 開場からも笑いが。えべ、名前だけで笑いをとれるなんて!

第一試合
石狩太一(時間切れ引き分け10:00)河野真幸


河野、石狩をこのまま落とす

石狩が耐え忍ぶ

石狩って去年の12月にデビウしたて。河野の事はほとんど何も知らないのです・・・。でもデカかった。 新人らしい、プロレスの基本を一つ一つ見せてく試合、なのはエエのですが、客の反応はシビア。 もの音一つせず。
しかし石狩粘りに粘って、結局時間切れ。
場内は正直沸かなかったけれど、良い試合やったと思います。

第二試合
平井 伸和(時間切れ引き分け10:00)宮本 和志


このままブリッヂへ

またもや引き分け。
しかし技の応酬はかなりの見ごたえ。宮元のブリッヂは美しかった。
で。
あんまり覚えてません・・・すんません・・・。

第三試合
○保坂 秀樹(ターメリッククラッチ10:18)×本間 朋晃


このままブリッヂへ

連れが、本間がアニマル浜口に 似てる(昔の)と言う。コレ書くのに調べたら、アニマル浜口ジム出身でわおまへんか。恐るべしプロレス嗅覚。
そして保坂は大阪プロレスのマグマに似ていて、パワー系なのに飛べるというとっても好きな感じ。 これから注目しようと思う。
オモロかった。ようやく場内に熱が入ってきた。
そしてターメリックの黄色はまぶしかった。ちょっとビリー(大阪プロレス)を思い出した。ビリー、ターメリックに入るのはどうだ。 て、私が嫌ですけど。言うてみただけ。

第四試合
○ケンドー・カシン、嵐(腕ひしぎ逆十字固め9:34)
×土方 隆司、奥村 茂雄


嵐、ロープアタックにもまるで動じず

極めも豪快


やっと、全員知ってる〜!の世界。ほ。
衝撃は嵐だった。ここんとこの嵐ブレイク、何故に?と思っていたけど生観戦で一発了承。いや納得。 ともかくデカい!ごつい!そして一度もアタックに動じなかった。揺れもしない!それでいて、なんだか終始「寝起き顔」。
この「寝起き顔」、前の席の観客が言うてたんですが、嵐を表すのにこれ以上の表現はないと思う! これから何が起ころうと転地がひっくり返ろうと、私の中で嵐は「寝起き顔」。
んでもってカシンは恐ろしく上手かった魅せられた。土方とのロープワーク返す返すの攻防は本当にお見事!
で、嵐が突き出しで相手(誰か覚えてない)をコーナからコーナへ追い詰めれば、タッチしたカシンも負けずと 突き出し。この2人のタッグ・・・オモロすぎる。

第五試合
○APEMAN GOLD、荒谷 信孝(片エビ固め15:24)
×愚乱・浪花、APEMAN’


ブレイク!と手をあげる浪花

APEMAN対決〜☆


APEMAN’は安生です。て、いきなりバラして良いのかしら。良いんです。開場は「安生」コール一色でしたし、 一目見れば安生以外何者でもない体型。
私は浪花がとっても好きなので、楽しかった。カニ歩きも見れたし、ついでに安生のカニ歩きも見れて大満足。
APEMAN GOLDはごっついガタイの黒人選手。ん〜、メタル○○○ー?まさかね・・・。全然わかんない。
GOLDと荒谷に浪花が捕まりまくるも、安生がエエ感じでフォロー、そして2人で楽しいプロレス。
GOLDと荒谷のプロレススタイルはカッコいいゾ!
オモロかった。

しかし、いらん野次がおって、会場全体が「お前、だまらんかいゴラ」雰囲気に。 あー、どこにでもいるねん。ほんま。選手の動きを止めると言うか、冷めさせる野次だけはご勘弁。 こちとらプロレスを見にきてるんであって、お前の野次を聞きに高い金払ってるんちゃうねん。 吹き矢作ろうかなぁ。

第六試合
○くいしんぼう仮面、APEMAN、小島聡
(片エビ固め19:39)
×えべ藤さん、カズ・ハヤシ、武藤 敬司


BAPEリングでも寝ます 何してんだ?と振り向くコジ

ステキな2ショット!

コジ×武藤

写真ちゃんと取れてないけど、3人で武藤きめポーズ えべに武藤の指導が入る

勝者チーム


これ。
これを観に来たわけであります。
期待を610%上回った(武藤が610%マシンをやりたがってたので)大爆笑大感激大興奮な試合。
もう、えべ藤と武藤の登場から場内大興奮。
武藤、えべ藤を見て、なんだかゴキゲン。で、出だし、いきなり武藤のドタドタッとした動きとキメポーズでえべがリングへ。 それを武藤が見て苦笑。えべ、あせって「ほんまスンマセン!」と土下座。
で、くいしんぼうといつもの楽しいプロレス。たららんと踊るの、腕の極めあいで「いたたたた」、それをものすごい眼光で見つめる ハヤシがオモロ。武藤はニコニコ。で、「良い試合だ」で指差してタッチへ行こうとするも 、両チームタッチ拒否。試合せーよ、と。
くいしんぼうが小島とタッチするも、「勘弁してください、無理です!」とあわてて武藤にタッチ。 武藤とコジ、かみ合うかみ合う。なんて言うか、ものすごく良い意味でエキシビジョンマッチと言うか、これが観たい!てとこを みせてくれる。
途中、両チーム全員リングへ乱入し、武藤チームが相手を全員リングアウトさせると、3人で武藤きめポーズ。 これには、武藤がえべに「もっと腕をこう!」と指導が入っていた。「はい!」とちゃんとやるえべ。
そして、えべ、APEMANにスペースローリングエルボー!打点ひくっ!場内大興奮!さらに、ロープに自ら振っての エルボー落とし(技名わからず)!で、これに武藤が「それはこう!」タッチして、エルボー落とし!いつもの武藤より、さらに 武藤らしい動きで!
再びえべ、ついに、シャイニングウィザード!やったー!で、またしても武藤「それはもっとこう!」と、シャイニングウィザードを 連続二発繰り出す。ひあー。
くしんぼうは宮尾すすむの「ハイ!」、欽ちゃんジャンプも繰り出す。これはコジもつきあってた。武藤は目をパチクリさせていた。 続いてコジが宮尾すすむの「ハイ!」をするも、ちょっと速くて観客ついてゆけず、なんで俺ん時はしてくれへんねん・・・と。爆笑。
えべ、APEMANにロープに押し込まれブレイクするも、瞬時にレフェリーとなり、リング上はAPEMAN×レフェリーに。 これにレフェリーきれきれ激怒。ちゃんと試合せんかい!と。ぷ。
最後はくいしんぼうの関空トルネードがきまり、コジチームの勝利。
でもね、これ、誰が見てもえべ、返してたんですよ、カウント3入ってないです。観客どよどよしてたしね。ま、ええか。

てなわけで、もんのすごく楽しかった。
そしてえべもくいしんぼうも、やっぱオモロいわ!プロレス界にもイロイロお笑いプロレスやる人いますが、 えべ以上はない、と確信しました。ほんま。これで武藤の公認も取れたし。
なんせ直接指導ですから!




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