カンセンキ

2003年5月17日の
大阪プロレス
「大阪タッグフェスティバル2003 GRAND FINAL」
デルフィンアリーナ

こんな重要な試合にカメラ忘れ・・・。しかし塞翁が馬。試合に集中できた。って言うか持って来てても撮れなかったと思われる。
てなわけで、写真はまたしても、つくちゃんさんとこ見て下さい。
て言うか、あったとしても私の写真はショボいんで(カメラがっ!)。
しかし、すんごい試合づくし。
私の、大阪プロレス心のベスト1シーンが飛び出たっ!
(その写真はつくちゃんさんとこにありました〜★)

試合前、タイガースマスクから挨拶。
「あだ花を咲かせ・・・」てフレーズしか覚えてない。
でも相変わらずのマイペースマイクで面白かった。
どんな形にしろ、タイガースが会場にいてくれてうれしいです。そして完璧な復帰を望みます。


第一試合
20分1本勝負
×福田ユタカ (9分15秒リミッター・ショック→体固め) ○ゴア

ゴアは誰とやっても、なんだか噛み合うなぁ〜と思う昨今。
グランドも飛び技もばっちりだ。
福田も、やっぱりミラコから切り返しって言うか、一瞬の隙をつく、とかそこらへんを学んだのかなぁ、とか。
ヘッドシザース(なんとなく福田の場合あえてコルバタと呼ばず)の多用もステキだし、どんどんキレイな形になってきてると思う。
てな、抽象的な事しか言わない時は、試合内容を覚えてない時でありますな。

第二試合
30分1本勝負
△Bバファロー (8分06秒両者リングアウト) △J・ロペス

ロペスって強いの?
久々にシングルでのバファロで、試合前の決めポーズ「うおーっ!」が見れて幸せな気持ち。猛牛トレインもギロチンも決まって、これは、と 思っていたら、あれよあれよと場外カウントが鳴ってしまった。
あれれ。
悔しそうなバファロ。

第三試合
「大阪タッグフェスティバル2003」決勝進出決定戦60分1本勝負
<リーグ戦2位>○ツバサ&BK・キッド
(10分12秒フランケン・シュタイナー→エビ固め)
<リーグ戦1位>“ビッグボス”MA−G−MA&×大王QUALLT

いきなりツバサ&ビリー組のダブルコルバタで始まった!←心のベスト1!
そのまま場外へふっとぶマグマ&カルト。
序盤はルチャ技の応酬で攻め込むツバサ組、しかしマグマ&カルトの反則攻撃、そしてマンドリラにボディプレスなど 重たい攻撃がしっかり決まっていく。
ラストライドをビリィに決め、動かなくなったビリィをフォールするマグマ、そこにぎりぎりのカットへ入ったツバサが2人に捕まる。 しかし、マグマ&カルトの連携、雪崩式ボムをツバサが雪崩式フランケンで返したところから怒涛の反撃。
最後はもう涙が出る程見事なフランケンでカルトをフォール。
たぶんマグマもカルトも負けると思ってなかったんだろう、いつものレフェリへの「3入ったんかワレ!」にも本気が感じられ。

えとですねー。
ガンマも村浜もカルトもマグマも大好きなんですが、プロレス的に、大阪プロレス的に、ツバサ&ビリィが優勝してほしいんですわ。 って、コレ書くん何度目ですかねー。

第四試合
6人タッグマッチ60分1本勝負
ミラクルマン&えべっさん&×福田ユタカ
(20分06秒関空トルネード→体固め)
S・デルフィン&○くいしんぼう仮面&ペロ

ホッと一息。
息詰る試合に疲れた時は「助けて!えべ!」っとなるわけであります。この時のえべLOVE度はもう、騙されてると わかりながらもホストに貢ぎ続ける20歳女子が、風俗に足を踏み入れる瞬間最大風速くらいの度数があります。 え?そんな説明いらない?
なんか、ミラコとえべのやりとりが最近とっても多くてたまらんのです。おもろいんです。いっつもミラコ、声ちいさっくってオモロイ話でも 聞こえないんですけどね、それもえべに突っ込まれて、しょげてましたね。
ストレッチ技(って言うか普通の前臥せストレッチ)を2人にかけられて、「お前本気で嫌がんなっ」ってえべに言われるくいちゃん。 なんや、この、最近のくいちゃんらヴりぃ度は。なんでしょう。なんなんでしょう。ロボKは人気あがんなかったけど、ロボKで得たものは 大きいのか?塞翁が馬。←最近のお気に入り語録。
あと福田がえべにひそひそ耳打ちされてるので何かな?って思ったら「ミラコさん、ナイス攻撃!」のかけ声。ぷ。 福田の笑顔は良いなぁ。最近どうしてもシリアス顔だからなぁ。ってプロレスですからね、当たり前なんですけどね。
途中、くいえべミラコペロの足固めの輪の中に、福田にロメロスペシャルを極めるデル社長。うわー体育祭の組み体操みたーい! って、プロレス。
今日はえべの小ネタが満載。くい笑い上戸パクり、「志村!後ろ!」(ドリフで火事になった時の:知ってる人は若くても20代後半だ!)、 奇声を上げての地団駄ラリアット(これ冬木?それとも井上京子?それとも違う人?ネタ元知りたし)等など。
なんかもう、20分もあったら、ネタ満載で全部覚えてへんわっ。

第五試合
「大阪タッグフェスティバル2003」優勝決定戦時間無制限1本勝負
<リーグ戦1位>村浜武洋&×Gamma
(15分13秒ラ・エスパルダ) ツバサ&○BK・キッド

なんかもう、声が出なくって。
ツバサ&ビリィに優勝して欲しいものの、やっぱ村浜とGammaも好きで好きで。
なんだか友と手を握り合って観戦。キモいですか?いや、らヴいんですわ。
序盤は両者とも一歩も譲らず、な感じで進んで行くわけですが、中盤からGammaの様子が一片。 舌をベロ〜ンと出してルード顔!あれ?あれれ?良い!スゴく良いよ!その顔良いね!(えろカメラマン) なんだかルードGammaは一度しか観た事がなく、しかも大阪プロレスをよく知らなかったので、ルードとして認識もしてない頃だったので こういう顔のGammaは初めてなのです。とっても良いなぁ、と思った。ルード向きだなぁ。キャラが。
そして、ツバサにバコンバコンとキックを入れる村浜。ツバサ、倒れない!倒れない!両者セカンドロープに登っての、 村浜は雪崩式ブレーンバスタ、ツバサはフランケン?を狙っての激闘も、ツバサが村浜を跳ね除ける。
んでもって、村浜Gammaのダブル打撃にも倒れない。
ツバサ!
で、ビリィがブルシエ・ラゴから体ごと衝撃を加えるのんを村浜に決める(こういうのん決まる村浜も久々)。 そして、村浜をツバサがガッチリと押さえてる間に、Gammaをエスパルダで3カウント!
「まぢで!?」なツバサ、「よっしゃああああ!」なビリィ。「3カウント?」な村浜とGamma。
ああ。
優勝しちゃったよ、ルチャコンビ。
ビリケンにツバサ、生えちゃったよ。
うえええん。
嬉しい。
でも、村浜とGammaを見ると複雑。
でも、やっぱ嬉しいなぁ。

ビリィの粘りは感動的。
最近は相手を問わず、しっかりとビリィのプロレスをしてる。
ツバっさんは、本当に美しいプロレスの上に、今日は地力も見せて、すんごいプロレスラーでありルチャドールなのであると再認識。
なんかこう、とっても良い結末。
うん。
大好き、大阪プロレス!




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