カンセンキ

2003年6月22日の
PANCRASE 「PANCRASE 2003 HYBRID TOUR」
大阪梅田ステラホール

最初に謝っときますが、しっちゃかめっちゃかな上に試合内容の説明皆無な観戦記です。(いつもやけど、よりヒドイ感じで)
しかも間違えてる事必至。
とにかくホンマにオモロかったのです。
それだけは理解して下さいませ。

鈴木みのるや菊田早苗が握手会やらティシャツを売るとHPに書いてあったので 早めに会場入り。
いきなり鈴木がいた。
でかっ!
思ったよりだいぶんデカい。
今まで新日リングとかで全く興味ないわって思っててごめんなさい。
なカッコ良さ。
「写真とらせてください」言うたら、鼻に指を突っ込んでくれてポーズ。 緊張してたので、あわあわしてたら「うそうそ」って普通のファイティングポーズ。 ああ、鼻に指入れた写真撮っとけば良かった。
そして端っこの方にいた菊田にも写真を撮らせてもらう。
カッコ良すぎて失神しそうだった。

それにしても、パンクラスってクールなイメージがあったので、こういう ファンとの交流ないかと思いきや、サインとかもティシャツ買わなくても してくれたりして意外。ポラ持ってきて写真にサインしてもらえば良かった。


カッコ良すぎな菊田早苗

オモロい上にステキな笑顔に痺れてしまった鈴木みのる


パンクラスゲート フェザー級戦/5分2ラウンド
○藤本直治(P'sLAB大阪)
(1R 1分47秒、ギブアップ/アンクルホールド)
×川俣丈次(チーム・ドルバッキー)


ボディチェックもプロレスと微妙に違うのだなぁ

このアンクルホールドでタップ

藤本はちょっと宇野薫風の若武者。
前座か・・・とか思いきや、いきなりのタップ勝ち!
大はしゃぎ!

それにしてもズラリと客席後ろに並ぶ、P’sラボか大阪道場かのメンツが ものすごい指示。「効いてない効いてない」とか「そこ逃げない」とか。
そんなにいっぱいいろんな事いろんな人に言われても大変や。


第1試合 ライト級戦/5分2ラウンド
×武重賢司(パンクラス大阪)
(1R 1分16秒、KO/膝蹴りによる)
○渡辺智史(総合格闘技道場コブラ会)


試合後拝み渡りをしようとする渡辺

動かない武重

渡辺、入場曲矢沢栄吉で登場。タオルも「YAZAWA」のアレだ。

キレーに膝が入った。一瞬で落ちた。 その後突っ込んでって畳みかけようとする渡辺を止めるレフェリ。 その後ぴくりともしない武重。

勝利した渡辺、コーナーに立って(それもいっぱい足を滑らしながらやっとこさ登って) そのままセコンドと共に拝み渡りしようとするも、 素で滑ってバイーンてなって悶絶。
つかロープの張りがやらかいんよね。
パンクラスってそうなのかなぁ。やたらと目に付いた。

第2試合 無差別級戦:69kg未満契約/5分2ラウンド
○前田吉朗(P'sLAB大阪 稲垣組)
(2R 5分00秒、判定/2-0)
×佐藤伸哉(P'sLAB東京)



三角に行こうとするも…

回し蹴りで威嚇

グランドやな

なんでかちゃんと覚えてない。
中途半端なこと書いても間違いだらけになるのでやめときます。
でも試合がオモロかったって事は覚えてます。ほんまに。


第3試合 ミドル級戦/5分2ラウンド
ランキング6位 ○長谷川秀彦(SKアブソリュート)
(2R 5分00秒、判定/2-1 )
×佐藤光留(パンクラスism)


マスクで登場な佐藤

やっぱ脱ぐんやね佐藤

このまま倒され・・・なかった

猪木アリ状態・・・ってゴメンナサイ

足首極まった思ったんやけどこの後返した

グランド・・・やね

佐藤入場時、探偵ナイトスクープのテーマがかかる。
会場ざわざわ小さな笑いの渦。途中から普通のかっこいい曲にチェンジ。 マスクマンで登場。ギリギリまで取らないから、そのままでやるんかなぁ、とか 初パンクラスのおばちゃんは思ったりしてもたがな。

試合、グランドでの腕や首の取り合い、何度も腕ひしぎになろうとするも 返す返すな両者。 判定で長谷川の勝利。

この試合から俄然おもしろくなってきた。


第4試合 ウェルター級戦/5分3ラウンド
ランキング5位 △北岡悟(パンクラスism)
(3R 5分00秒、判定/0-1)
ランキング6位 △星野勇二(和術慧舟會GODS)


メンチきりまくりの北岡

こういった場面が続く

星野のラッシュにもひるまない北岡

北岡、入場時から気合入りまくりでいかついなーと思いきや、試合が始まると ちょっと気弱な面が見えて、自分で気ぃ入れてたんやなぁとか思う。 しかし試合はめさオモロ!

いきなり星野のラッシュ。すげぇ手数とスピードと出足。
北岡のセコンドについた鈴木の指示が的確で、しっかりとその指示を実行 する北岡。コーナーでの腕や首の取り合い、膝やパンチの入れあいが 続くもそこからもつれ合って倒れたりせず、ほぼスタンドで試合は進む。 星野のラッシュがたまに見られるもしっかりと、離れて流す北岡。
最後までもつれあい、判定ドロー。
星野が押してたようにも思えるけど、そういえば結局北岡はコレと言った 攻撃を受けてないもんなぁ。良い試合だっ。


テコンドーバウト/3分
○舘和男 ×玄泰栄


蹴りまたは蹴りの試合

テコンドーをちゃんと見たのは初めてで、こんなにもカンフー映画のように キックキックハイキック回し蹴り!な競技だとは思わなかった。
これはあたちのような素人が見ても、 かなり見応えのある面白く楽しめる競技ではないでしょうか。
そして、ほんま冗談のように見事な後ろ回し蹴りが、鳩尾辺りにバッコリと 入り悶絶してダウン。 大丈夫なのか??
岡本依子さんはとっても良い感じの女性でした。
1回ちゃんと観に行きたいなぁ。←まんまとハマらされる人。


セミファイナル ライトヘビー級戦/5分3ラウンド
ランキング4位 ×佐々木有生(パンクラスGRABAKA)
(1R 4分18秒、KO/パンチによる)
○渡辺大介(パンクラスism)


良い試合な予感

勝利ポーズ渡辺にドキュン

二人ともエエ体で好試合が予想される。
グランドの攻防からスタンドになり、組むか、と思われたところへ ワンパンチKO。
これぞ格闘技の醍醐味!
しかしKOってえげつないなぁ。


メインイベント ミドル級戦/5分2ラウンド 稲垣克臣 引退試合
×稲垣克臣(パンクラス大阪)
(1R 4分10秒、ギブアップ/チョークスリーパー)
ランキング2位 ○國奥麒樹真(パンクラスism)








この試合の写真にコメントは無しの方向で。

國奥、いかつい体。もう、立ってるだけで「強い」オーラ発しまくり。 稲垣もバランスの取れた恵まれた体でキレイ。
スタンド、グランドのめまぐるしい攻防で、コーナーでの膠着状態は無し。 最後、ロープ際で稲垣の腹に國奥の足が組み付き、 両者横向けの状態になったとこで、國奥のスリーパーが入り稲垣が落ちた。


左の金髪はバトラーツ石川

選手全員リングに上がって

胴上げっ!

良い体してるなぁホント

5分もしないうちに稲垣は復活。
しっかりとした足取りでリング中央に立ちセレモニー。 バトラーツの石川や、漫画家の平松伸二などからご祝儀や花束。

マイク。
「強くて(自分に)厳しくて(人に)優しくて、そういうプロレスラーに なりたくて、やってきました。周りの先輩達はまさにそんな人たちばかりで 恵まれていました。そういうものを後輩にも伝えていきたいと思います。」
そして稲垣てぃしゃつを観客に投げてプレゼント。
最後、選手一同リングに上がって胴上げ。

格闘技に詳し過ぎなくらいでないとオモロくないんじゃ、とは 思ってたけど全然そんな事はなく、かなり楽しかった。
KOにタップにチョークに、判定試合も攻防めまぐるしくのめり込んで 見れた。 機会があればまた行きたい。
鈴木や菊田の試合が見たいなぁ。

そう言えば、途中グランド中央でスタンドでもつれあった際、コブラツイスト!? な動きがあった。場内もおおお!みたいな。かけれんかったけど。
それがどの試合だったかは覚えてないわけです。
多分第二試合・・・。

それにしても、会場・客席からの声援って言うか掛け声がプロレスと全然違って 興味深かった。
選手の名前を大声で叫んだり、ってのが無い。
そのかわり「そこで足!」「チョーク行ける!」「効いてない!」 「マウント!」「手ぇ出せ!」「パス!」とか指示が多い。
オモロいなぁ。
後、セコンドの指示がもんのすごデカいんやなぁ。
PRIDEの解説無しノーカットビデヲとかで、高田の声しか入ってないのとか 見てビックリしたけど、格闘技ってそうなんや、と納得。
私は「すげ!」「えげつな!」「入った入った!」って技決まった後で ブツブツ独り言でしたが。
隣のおっちゃんに怪しまれながらも。




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