カンセンキ

2003年8月21日の
WJプロレス「MAGMA03 Specail in Osaka」
大阪府立体育会館

4000円の2F指定席が割引チケで2500円。
府立6時始まりでも、会社帰りに間に合ってしまう私にはちょっと一杯、みたいな感じでありました。
開始は20分程遅れて。
さすがに最初の方はガラガラで、うわぉWJ・・・って思ってたけど、気がついたらメインでは1Fはほぼ埋まっておりました。
2Fは、指定とか言いながらもどんな席でもお好み次第!な状態。
私は、長天や人生や健介は2Fスロープ前の廊下にベタ座り、スロープかぶりつきで見てました。これが試合が見やすいんだなぁ。
やっぱプロレスって、ちょっと上から見るのが一番みやすいな、と。
一番前に越したことはないですが。

なので写真の角度がバラバラ。


■第一試合
20分1本勝負
○マンモス佐々木
5分36秒 キャメルクラッチ→ギブアップ
×和田城巧


マンモフーのキック?

週プロ見たら、ちゃんと先週に矢口が安生とタッグ組むって言うてたんやね。
矢口×マンモスが見たかったけど、いた仕方なし。
試合。
和田、片方の腕を骨折かなんかしてる様子で包帯巻いて登場。
マンモスはガタイは良いけど、胸のあたりのお肉がぷるんぷるんな感じ。
和田、かかんに攻めるもちょっと間が悪いと言うか空回り気味で、マンモスがもてあますような空気がリングを包む。
負傷してる方の腕でラリアットをうち、マンモスが微動だにしていないのに「うぉあああ」って絶叫して自分の腕を痛がったりに、会場からは苦笑が。
それでも、なんとかマンモスが試合に。
延髄に、逆エビ、ロープ振ってからのドロップキックとキッチリ試合を展開して、最後は和田がキャメルクラッチでギブ。



第二試合
45分1本勝負トーナメント一回戦
○新崎人生 越中詩郎
12分28秒 横入り式エビ固め
トッド・シェーン ×マイク・シェーン(ザ・クラッシャーズ)


リングインで拝み

トッド(マイク?)に拝み同行

ヒップ?

念仏パワーボムの前触れ

けつ?

クラッシャーズ、デカ!しかし席が遠いのもあってどっちがどっちがわからん。
人生の入場曲が鳴り響いて、人生、越中組入場。
クラッシャーズ、ほんっとに連携が上手くて、パワーも×3くらいになって越中組を攻め立てる。ストンピングとかもタイミング一緒で見応え。
しかし、越中がリングインする度に大歓声と共に「ヒップー!」「けつー!」「越中ー!お尻してー!」って。大盛り上がりで素晴らしい。
フラフラになったトッド(マイク?)にケツ3連発、そしてロープふってのヒップアタック。
人生はマイク(トッド?)を道連れに拝み渡り、スワンダイブからの手刀。
最後は越中のトップロープからのヒップアタックにフラついたマイクを瞬時に人生が丸め込んで3カウント。


■第三試合
20分1本勝負
○高智政光
13分45秒 ジャーマンスープレックスホールド
×宇和野貴史


エスケープ成功


「たかち」って読んでてゴメン、高智(こうち)。
熱戦。
グランドの攻防から、ラリアット、はり手対決に至るまで、互角。
一進一退とはまさに。
投げっぱなしにスープレックスにジャーマンがやたら見られた試合。
それでも決まらず。
最後はようやく、ジャーマン2連発で高智が決めた。


■第四試合
45分1本勝負トーナメント準決勝
○天龍源一郎 長州力
12分26秒 53歳→片エビ固め
×鈴木健想 大森隆男


なんか天龍親衛隊みたいな旗もった人を引き連れて入場

健想、足、ながっ!

健想の雄叫び

健想、不思議な毛皮と派手派手パンツで登場。手足は長いわ、筋肉のつき方はカッコいいわ、背は高いわ、なんて恵まれた体なんでしょうかね。
うわっ大森って上半身イカついなー。遠目でみるとかっこ良い、舞台栄え顔。
で、長州。あ、意外とちっこいんだ。でも胸板は異常だ。
そして天龍。かっこいい・・・。体はボコボコやけども。
ついつい「てんりゅー!」って声裏返って叫ばされました。
試合。
序盤、大森と健想が果敢に攻める。長州をつかまえてのストンピング。
健想のシャイニングウィザードに跳び膝蹴りで、天龍、長州共に長く捕まりつづける。
中盤、大森が天龍に足4の字をかけようとするも、関節が硬いのかなんなのか全然かからなかったり、健想、足が長すぎてロープにふられた長州を狙うも空振りしたり。
そして大森が捕らえた長州に健想が膝を入れようといくと誤爆。
ここらから長天の怒涛の攻め。
大森がアックスボンバーを見舞うも、長州、リキラリアット連発で健想をノックアウト。


■第五試合
45分1本勝負トーナメント準決勝
新崎人生 ○越中詩郎
12分32秒 ダイビング・ヒップアタック→片エビ固め
安生洋二 ×矢口壹琅


序盤、矢口・安生が仕掛ける

矢口が人生を場外でふっとばし

矢口の雷電

矢口!後ろ後ろ!

矢口、独特の存在感で兄貴的オーラ。カッチョ良し。
序盤、越中を捕まえ、矢口と安生のヒップ攻撃。コーナーで捕まえ、矢口が串刺しヒップ、そして雷電ドロップを連発、グロッキーな越中を安生が引きずり出し、矢口に持たせてバカにしたようにヒップアタック連発。
これに越中がキレて反撃、人生にタッチ。
矢口を念仏パワーボムに行こうとするも安生に阻止される。しかしトラースキックに延髄、で圧倒。
そして越中、場外へのヒップアタック、とにかくヒップで勝利。
決勝進出。
1日3試合て。
大変。
しかしこの二人、一個一個技を出すごとに会場がウワーってなる、魅せるプロレス。
人生ってパワーなのにルチャで一個一個のフォームが華麗で言うことないです。
ほんと。


■第六試合
20分1本勝負
○石井智宏
9分05秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
×木村浩一郎


グランドの攻防はオモロなのだけど遠くて写真じゃわかんないな

ブレーンバスター?

大盛り上がり2連発の後に。
こういう若手試合ってのは厳しいだろうなぁ、と思います。
え?若手ちゃうの?
グランドの攻防から始まり、ロープ使ってのガチンコ、と基本な流れ。
逆エビからのロープエスケープが再三みられた。
そしてえぐい角度での逆片エビ。
勝敗、何で決まったか覚えてません。


■第七試合
60分1本勝負WMGヘビー級選手権試合
○(チャンピオン)佐々木健介
13分19秒 ラリアット→体固め
×(挑戦者)ダン・ボビッシュ


力比べはボビッシュの圧勝

勝ったゼ!

ボビッシュ、黄色のOFGに青いコスに黒いシューズ。統一感は?
健介は袖なしダウンジャケットみたいな。
序盤、ボビッシュの総攻撃!な感じで、あれれこのままヤバいんじゃ?なくらい健介グロッキーでふらふらな状態に。
ラリアットで場外まで吹っ飛び、長い間リングインせず。
ボビッシュのリアクション、外人的でオモロ。
後半、健介のラリアット3連発くらいでボビッシュ撃沈。
しかしラリアット率高いなーWJ。


■第八試合
60分1本勝負WMGタッグ王座決定戦・決勝
○天龍源一郎 長州力
15分10秒 サソリ固め→ギブアップ
×新崎人生 越中詩郎


人生入場!1日3戦!

人生にトペ狙う天龍の後ろにヒップアタックねらう越中、な図

同行者、天龍

同行者、長州

このままドカーン(この技なんやったか)

しり?

トップに立った人生を長州が雪崩式で返す

このさそりで決まりました

優勝!

序盤、人生ペースで試合が運ぶ。
人生が場外の長州をプランチャ、その人生に対して天龍がトペ、続いて越中がヒップアタック! さすがに長州は飛ばなかったけど、このメンツで連続ダイブとわ!
そして天龍を捕まえて拝み渡り。最初は嫌がり拒否した天龍も二度目は同行。
続いて長州をロープ一本分同行するも、コーナーにで投げ落とされる。
越中がヒップで長天をダウンさせると、そこへ人生もヒップ。
でも太もも。
そこで越中が「ここ!ここでやるの!」ってお尻ぺんぺん。(自分のお尻を)
中盤から長天、めまぐるしいタッチ交代でペースを掴んでゆく。
天龍がヒップアタック。
長州に念仏パワーボムしようと人生、そのまま逆に持ち上げられ返される。
長州のさそりに人生がギブ。
わー、さそりでギブって初めて見ました。

思えば。
プロレスって笑いと楽しさもあるんだ!その観客との一体感ってスゴイ!楽しい! って、最初に思わせてくれたのは、むかぁし最初に新日観戦した時の越中だったのです。
だってとにかくわかりやすい。お尻。とにかくお尻。
その日の全ての試合の中で、観客が一番楽しそうに盛り上がったのは越中だった。
しみじみ。
原点回帰か。

WJ、オモロかったであります。
番狂わせ!とかがあればもっと・・・。
メンツは豪華だ。




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