カンセンキ

2003年8月23日の
大阪プロレス「SATURDAY NIGHT STORY」
デルフィンアリーナ

ミラコが復帰でウワーイウワーイ!
しかし、なんとバファロが負傷欠場。
(先に言ってしまうと、両膝負傷で検査入院中だそうです)
えー。
うえー。
大阪プロレス満身創痍。
果てしなく心配。

とにかく全員いないと寂しいんだ。


気持ちの切り替えが出来ないビリィ

ゴアの角ピカピカ

スキット、重たい表情のビリィ。
「来週、村浜さんに挑戦しますけど、IMPであんな形で勝ち取った挑戦権・・・。はっきり言って、気持ちの切り替えができていません。」
ゴア登場。
「オレと挑戦権をかけて勝負しろコノ野郎!」
受けてたつビリィ。
ビリィとゴアのシングルなんて、超オモロに決まってるぢゃん!
楽しみ楽しみ。

ゴアのマスクのツノがバージョンアップしてた。
脱皮?
にしてもマイクうまいな、ゴア。


■第一試合
20分1本勝負
○J・ロペス
(4分23秒テキサス・クローバー・ホールド)
×的場真人


攻防の後のキメポーズ

これがクローバーホールドか?

ロペスは愚連隊じゃない方が高感度UP。
コスも白黒な方がスッキリ。
的場くん、どれくらいたったら入場曲とかつけてもらえるのかなぁ。
やっぱりおニャン子なんやろか、そんなの吉田さんが許さんやろな、とかごちゃごちゃ考えてたら、試合。
みっちりグランド対決。
いやはや、ロペスの上手さがあるのが勿論なのだけど、しっかりグランド攻防を見せてくれる的場くんに、おばちゃんはビツクリ。
痛がり方の表情とかも良くてさ。
なんかやっぱり、すげぇイイのでわないか。
途中、尻餅をついた体勢の的場くんに、ロペスが低空ドロップキックを入れるタイミングで、的場くんが後ろに倒れ気味になり首よりちょい上にキックが入りそうになりヒヤヒヤ。
お客にヒヤヒヤさせず、技を見せて楽しませて熱くさせてって、プロレスってホントに難しいんだなぁって感じさせてくれます。
いやそれでも、ビックブーツも出たし、張り手も頑張って、楽しめました。
試合後はロペスに感謝感謝!な的場くん。
ロペスも「お前頑張ったな!」みたいなしぐさで。
男の子って良いなぁ!


■第二試合
30分1本勝負
×タイガースマスク
(9分52秒ドラゴンスリーパー)
○ツバサ


なんかなんだか→

カッコ良すぎる2人共

タイガースは意外と卍好き

ストレッチプラム?それともドラゴンスリーパ?

なんかドキドキしてまいまぅ

インフィニティをよろしく

タイガース、ずっと阪神・金本のベースボールシャツ着てたんだけど、背番号「31」なタイガースマスクベースボールシャツにちぇんぢ。
ちょっとサイズ大きくない?
ツバサ。
あれ、なんかちょっと焼けた?カッコ良さ、さらに倍。
試合。
序盤、グランドのポジション争いもめまぐるしく、読み合いと言うより返しあいに次ぐ返し合いで会場中がシーンとなって試合に集中していく空気。
徐々にロープワーク、ツバサのソバット、そしてタイガースのツバサを軸に垂直に一回転してのホイップ。このホイップ、会場が「すげぇー!」って爆発的に沸くのではなく、「何いまの!」ってスゴすぎてポカーンみたいな感じ。
私もタイガースが、とかでなく今まで見たことありません。
ツバサのコルバタとか、タイガースのフィンタ・デ・レギレテに見せかけてキックするやつ(コレ何て言うんかなー。ミステリオだと619。キックん時に「カキーン」てみんな言うんやけども、それはどうなのか。)とか。
いやもう技がどうこうより、二人のかみ合い方と言うか、試合の流れと言うか、観客を試合にのめり込ませる渦みたいなんが、ものすごい試合。
なんでしょう、この緊迫感。
そしてコブラのかけあいから、タイガースがドラゴンスリーパーと言うかストレッチプラムに近い形でツバサを締め上げ、それを返したツバサがドラゴンスリーパーに入ろうとするも耐えるタイガース。しかし最後にはガッチリ入り、ギブ。
ツバサのドラゴンてほら、ココ!て時にしか出ないんじゃ?
それを引き出したタイガースって。

私のボキャでは伝えきれませんが、ほんとものすごい名勝負。
しつこいけど、沸きに沸くと言うより、魅せられて声も出ない感じの。

試合後、ツバサがマイク。
「バファロの状態ですが・・・。今、検査入院という形です。本人は来週から復帰したいと言ってますが・・・。彼が復帰次第、インフィニティとしてこれからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします。」

検査入院て。
心臓痛くて涙も出ない。言葉も出ない。


■第三試合
6人タッグマッチ60分1本勝負
えべっさん&ミラクルマン&×トルトゥガー
(16分30秒関空トルネード→体固め)
S・デルフィン&○くいしんぼう仮面&ペロ


はーらーだったいぞーですっ!って言いたい

仲良しー!(これはプロレスです)

あいつ何してんの?

「しっかり押さえとけよぉ!」ってくいデルだぶるで

首四の字数珠繋ぎを返され、足四の字に苦しむえべ

ペロってなんだか・・・

えべザード、とか言うても、結構効くんやと思うんよ

ダブルすっぽ抜けブルドッキング 飛んでるなー2人共

こいつが言うたんです、こいつがこいつが。ってなんか中学男子っぽくて良い

バファロのコトでダウーンてなってたのを助けてくれたこの試合。
みんないつもより180%くらい面白くってさ。
逆に泣きそうになったわ!(泣き笑い)
ミラコ、復帰おめでとう。大丈夫そうで何より。
復帰はオレンジなのね。
えべとくいちゃんの、組もうとしておりゃおりゃおりゃ〜ってのも、なんかすんごいノリノリで、組んでからのダンスとかもごっつぃ高速。
えべっさんコールで、腹を出して震わすえべ。身の危険を感じてリングアウトする松井。(何故ならくいえべコールの最後は松井コールに松井がえべと同じムーヴで締めるからだ。)結局リングインさせられて、なんか怒りながら開き直って腹だして、相撲取り風に腹をバチーン。あ、震わせないんだ。で、えべがコーナーでマネしまくり。
くいちゃんの張り手に「痛い痛い!日焼けが痛い!」なえべ。
タッチ、ミラコとデルフィン、楽しい試合をピリリと引き締めるハイスパート。
ロープロープ、ジャンプ、ホイップ、キック。
ついついミラコの首とか注目するんですけど、ベテランなこの二人だから安心。
カメちゃん、ゲッツに「勝ちたいん〜にゃっ!」な感じで、ちょっと日焼け気味。「カメちゃんは白くてゆるゆるした体じゃなきゃイヤー!」って女子の声が聞けえたとか聞こえなかったとか。
えべの給料上げろ攻撃も、今日はミラコとカメちゃん一緒になって。
「みんなで温泉はっ!連れてってくれたコトないやろ!」とかイロイロ。デルフィンに逆転されて3人で正座で責任逃れ。
あと久々の首4の字数珠繋ぎ。ミラコ「クビはあかん!クビ!」とか。
えべ、逆エビではなく足4の字をしにいき、全員に返され一人痛がり、でもロープごっつ近いのに逆のロープ掴もうと必死。
そしてミラコがコーナーを対角線に走ってセカンドロープ登って降りて登って降りてして、それについてくみんなでゴチャゴチャ。

試合後マイク。
えべ「いやー、また合宿行ってまいりました!真っ黒でしょー!」ってホラホラって見せて「ほんまはどれだけ白いかってココ見たらわかります」ってお尻ペローン。で、全員にズボン上げられる。
「夏休みの宿題してない子は31日に賢い子の家に行って見せてもらいましょー!」

なんかさ、気のせいかWJネタ多くなかったですかね。
観に行ってたのかな。
ほら、えべのチョキパンチとかさ・・・天龍のさ・・・。


休憩タイム。
関係ないけど白鳥さんって見た目だけじゃなく、しぐさとかカワイイよね。


■第四試合
30分1本勝負
○ビリーケン・キッド
(14分28秒ファイアーバード・スプラッシュ→片エビ固め)
×ゴア


ゴア、エスケープ成功

場外ではゴアが優位

すんごい角度

ビリィの変形トペコン(ロープ使うけど、背中アタックだから?)

このシングルひさびさ。前は毎週くらい見てたのにー、って言ったら友が「意外と2週間に一回くらいやったで」て。ほえほえ。
あら、ゴア、さっきのマスクと違う。また脱皮?
試合。
グランド短めで、スタンドでのポジション取りとか多し。
ラリアット対決や、パワープレイはゴアが先制。
そして足を逆片エビで締め上げたと思ったら、さくっとSTFなゴア。テクニシャン。ビリィはエスケープ。
ゴアのリミッターを逆ウラカンみたいなんで返すのとか、これがビリィ!って感じで、そしてフィンガーホイップ。
ゴア、椅子を持ち出してきて、リング中央に置き、そこにビリィを落とす。しかしビリィ逆に返して、コウモリ吊り落としを椅子の上に叩きつける。
ビリィ、セカンドロープを場外に向けて立ち前方一回転して場外のゴアへボディアタック。今日は知らない技がたくさんだ。
最後はファイアーバードスプラッシュ。久々。すんごいキレイ。

試合後ビリィマイク。「ありがとうゴア!気持ち、切り替わった!来週、かならずベルトを取って、それをかけてまたゴアやガンマさんとやりたい!」
今日は男の友情Day。


■第五試合
タッグマッチ30分1本勝負
村浜武洋&×福田ユタカ
(11分58秒ラストライド→体固め)
○“ビッグボス”MA−G−MA&大王QUALLT


まぐまんはお客をちゃんと見てるんだよ

それ何?なんて技?

これってどうなってるんだろうっていつも誰かに(男子に)聞きたい気分になります

「いたぁい!」(えべ)

まずはまぐまんと村浜。
村浜、キックキック、ニールキック。福田にタッチ。
福田もドロップキックとか、良い形でまぐまんを自コーナーに連れて行き村浜と連携。
今日は村浜組、タッチ多くてハキハキ。
福田捕まりっぱなし、とかが無くてオモロ。
村浜のチキンウィングアームロックに悶え苦しむまぐまん。あまりの悶え叫びっぷりに打ちのめされる私。に、兄さん・・・。
ほんで最後「お前ら、やっぱり最後はLR見たいやろう!」って。「やっぱり」って。兄さん。ほんで人差し指と親指でLの形作って。
ほんで福田がLR地獄に。

試合後「俺らが一番強いんや、えーこら。」って、えーこらえーこら多用するまぐまん。この「えーこら」のニュアンスって関西人以外に伝わるんやろか。要するに「なんじゃ、ごら?」の岸和田弁なのです。
とか言ってる時に愚連隊をリストラされたロペス来襲。なんかちょっと悲しい感じ。
って思ってたらタイガースも一緒になってカルトとまぐまんを一蹴。
「お前らやっぱりグルやったんか!」ってまぐまん、そのセリフ好き?どこかでも何回か聞いたような・・・。横でカルトも小さい声で「グルやったんかー。」って。
「弱い奴がなんぼつるんでも弱いだけじゃ!」って去ってくまぐまん。カルトまた「グルやったんかー。」ってつぶやきながら退場。
タイガース劇場。
「ちょっとみんな聞いてください!」
・・・(ハァハァってなって長い間しゃべれず)。
「ロペス、お前が岸和田をクビになっても、ファンがなんと思っていようとも、俺はお前がすごいレスラーやってことを知ってる。だから、一緒にやっていこう!」
「って、日本語で言うてもわからんのやろうけども!」
ロペス「ニホンゴワカリマセン!」でも、なんか英語でイロイロ言う。
「ってオレも英語で言われてもわからんねん。要するに、I want to fight with you.Because,I love you!!」
ロペス、苦笑しながらもうれしそう。
なんか、虎団、みたいなん結成。
どんなんかなー。(仁角)


ワイらが大阪新名物!

なんかさ、えべは本人も言ってたように真っ黒に焼けてるけどさ、みんなも全体的に焼けてないか?
って、ちまたの女子では噂でございました。

腕を固定しっぱなしのガンマとか、バファロの入院とか、なんだかせつない要素も多いのだけど、それを忘れさせてくれるかのように、好勝負とか楽しさ倍増プロレスとか盛りだくさんで、とっても良い日でした。




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