カンセンキ

2003年9月28日の
K−DOJO「CLUB-K TOUR in OSAKA」
デルフィンアリーナ

はぢめてのケードージョー。
全然メンツ知らないですが、良いんでしょうか。
って思ってたらほとんど知ってた。偉大な専門誌のチカラ。

GAORAで流れてるK−DOJOのと同じPVが流れる。
とてもカッコヨイ。
選手入場時に流れる選手それぞれのPVもとってもヨイ。
んでもって、リングアナのお姉さんが声もパフォーマンスもプロ!な感じで素晴らしすぎる。高田聖子のようで。



ワクワク。


■第一試合
○ヤス・ウラノ
(9分34秒 ヤスクラッチ→ギブアップ)
×旭志織


旭、チョーク気味にフォール

ボディアタック

ヤス・ウラノ、緑色パンツ。
旭志織、まだプロレス体じゃないけど、男前。

ウラノの一方的な試合になるかと思いきや、旭が休むことなくウラノの攻めに耐える。
中盤から旭の反撃。
不思議なモーションでヤスの股を割る。
そしてそのまま股裂きな形でロック(クラッチ?)。
終盤は一進一退でどちらが勝つかは時の運、くらいの勢い。
最後はストレッチプラムの横バージョンみたいなヤス・クラッチで旭がギブ。

会場内声援、ヤスが攻撃するたびに「ヤスー」って。
例えばチョップ3回なら「ヤス、ヤス、ヤス!」って。
3カウントも「ヤス、ヤス、ヤ・・・あああ!」みたいな。
最初はオモロかったけども。
いや、ヤスが良いならそれでエエんやけどね。

それにしても、第一試合ってとてもとても大事と痛感。
これから、これ以上の試合が見れますよ!ってコトなんだものねぇ。
この試合、すんごい良かった。
特に旭のまったく諦めない気迫ファイトが。
ウラノもすごい上手くて。


■第二試合
○YOSHIYA (0分10秒 リバーススープレックス) ×DJニラ
※再試合
○YOSHIYA (0分08秒 アイアンクロー→ギブアップ) ×DJニラ
※再試合
○YOSHIYA (3分04秒 ビッグブーツ→ギブアップ) ×DJニラ


DJニラの不思議ムーヴ

「おっかねぇ〜〜」ぶるぶる、な様子

秒殺後、呼び止められるYOSHIYA

秒殺後、呼び止めるDJニラ

こんな体勢でアイアンクローされてるヒト見たことないです

瞬殺後、また呼び止められて、カーテンからのぞくYOSHIYA(ベリィかわゆし)

微動だにしないYOSHIYA

ゴメン、ニラ。
すごいすごい誤解してた。
東京の小さなエリアでしか通じないオモロさかと思ってた。
ゴメン、YOSHIYA。
怖くって大きな人で苦手〜って思ってた。
2人ともウルトラ良い意味で、全然イメージと違うかった。

まずはニラ登場。
なんかものすごく激しいやらなんやらの動きで登場。
「デストロォォォ〜イ。」
「お前ら初めてだから言っておくが、俺様のDJはクラブとかのアレじゃなくて、トランプのDevil Jokerなんだよ!」
「そして今日はお船とのシングルを希望したんだが、お船がまだ到着していない!だから、出て来い!俺の対戦者!」
で、YOSHIYA登場。
ニラ、ぶるぶる震え、「ヤバいヤバいヤバい・・・・」って小さく連呼。
YOSHIYAのっしのっし。

そして瞬殺。

帰ってくYOSHIYA。
マイク持ったニラ「ちょっとまて・・・もう一回やらせろ。お前は答えてくれる男だYOSHIYA!そうだよな!」
YOSHIYA、笑いこらえるのに必死。
そしてのっしのっし。

再び秒殺。

帰ってくYOSHIYA。
マイク持ったニラ「ちょ、ちょっとまって・・・もう一回・・・。そんなとこから顔だけだしてないで!YOSHIYA!」
って、登場口で顔だけ出してるYOSHIYA。

今度はYOSHIYA秒殺ならず。
「らーヴいーずおーヴぁー!」
「らーヴいーずおーヴぁー、ツー!」
「らーヴいーずおーヴぁー、スリー!」
って、攻撃。
でもあっさりビックブーツ。

背負われてニラ退場。

YOSHIYAの空気読み具合とか、ニラの芝居がかり加減とかが絶妙。
デストロ〜〜〜イ。


■第三試合
Mr.X、XNo.2、○XNo.3
(14分28秒 Mr.XのXハンマー→片エビ固め)
筑前りょう太、YOSHIYA、×ジョー緑山


コレがMr.Xかと

エーックス!!!

合体攻撃!す、すてきだ

ぐるぐるぐるぐる〜って。

なんかみんなで押さえ込み

常に3人で攻撃してくるので抗議するYOSHIYA

ボディスラムとかじゃなくこれは・・・

そりすぎ!そらされすぎ!

アルゼンチンバックブリーカー

疲れたけど勝ったワー

X’sが想像よりだいぶとカッコ良く面白い。
3人で肩組んでぐるぐる〜って回ったりとか。愛らしい。
ほんでXNo.2の背格好、リアクション、試合中の声の出し方、つまりはリング上の性格?から技そのものまでが大阪プロのビリィそっくり!
超親近感。
それでなくとも、なんか愛すべきキャラ達、X’s。

筑前、ものすごい肉体。陰影具合とかが彫刻のようだ。
ほれぼれと見てしまう。

YOSHIYAは連戦のためか、試合始まってから遅れて登場。
出だし、筑前とやるん怖いぃみたいなXNo.2。
筑前、圧倒的なパワーで攻め立てる。しかしX’sの連携で緑山が捕まる。
X’s、緑山相手に連携やりたい放題。
緑山、返し、YOSHIYAにタッチ。
YOSHIYA、なかなかビックブーツ出させてもらえず、ドロップやスープレックスへ行く前のポジションの取り合い、返しあい。
場外もありながら、気が付くと緑山がXNo.3にピンフォール負け。

喜びながら退場するX’s。
観客に謝る筑前。


★★★ココで休憩★★★

筑前とYOSHIYAがサイン会。
もんのすごいひだかりで近付けず。
でも友が買ったパンフにサインしてもらうのに同伴。
筑前もYOSHIYAもちゃんと目を合わせてサインしてくれてステキ。
「写真撮ってください」とか言えない愚図ふぁん2名。
だってその後、殺到したりしても困るだろうし、とか。
そういうのって、どうなのだろうかしら。


■第四試合
○PSYCHO、お船、山縣優
(13分37秒 ハイフライバム→エビ固め)
Hard core kid狐次郎、アップルみゆき、×DJニラ


ロス・クワトロ・タバスコス!

ニラとお船ちゃん

ニラと狐次郎にダブルインディアンデスロックなお船ちゃん

ドスカラスって書いた献花板みたいなんで攻撃

それイミあるの?とか聞いてはいけない

ラ・ピラミダス タバスコスバージョン

PSYCOってスゴい

アポたんも何気にスゴいねん

山縣優とアポたん

ロス・クワトロ・タバスコス組入場。
アポたん(アップルみゆきのコトをこう呼ぶそうだ)。
ハゲしくもえもえ心をくすぐるコスでドギマギ。
特にアポたんのパンツ(タイツと呼ぶべきか)がなんかドキドキ。
旭のなんか、とってつけたみたいな頑張ってる様子が微笑ましい。
ニラの無駄な動き、すごいオモロ。
PSYCHO組入場。
山縣優は美人さんで、引き締め係な感じ。カッコいい。
PSYCHO、なんだか影のようだ。
DJニラ「情報によるとまだお船が着いてないらしいな!ハンディ戦でかまわないぞ!」
そこへお船ちゃん登場。
すげぇ。なんかアイドル。髪の具合が好き。

男子と女子が一緒にやってるコトのプラス面を前面に押し出して、すごい良い感じでミクスチャ。楽しい楽しい色とりどりプロレス。
で、試合の流れとかちぃっとも覚えてないんですけども。
アポたんが、ウルトラ・ウラカン・ラナのホイップ部分を腰にしたようなヤツとか、なんかスゴいルチャ技を多用。
そして声がとてつもなくアニメ声で、やられ声とかがなんかこう、ハラハラ。
いや、ドキュン。
PSYCHOのスワンダイブ、後ろから見れてそのスゴさがリアルに感じれた。
なんか「ふぅ・・わっ!ばっ!」って感じ。
あとソル・ナシエンテとか。
上手くってすごいんだけど、あくまで影のような存在感。不思議だ。プロレスラーにもいろんな人がいるのだなぁ。
お船ちゃんとニラは要所要所うまいこと客をあおりながらのせながら。
お船ちゃん、やられたり攻撃したりのいちいちが絵になってて、声とかの出し方もすごい印象にのこる、見られる職業の人だなぁって。プロ意識。
それはニラも同じく。
山縣優はビッシリと場をしめながら。
こういう役割の人が一人は必要なのだ。
狐次郎は良いんだけど・・・何かが物足りないのは何故だろう。
って、なんかカンセンキじゃなくなってきた。
やだやだ。

あーもう、しっちゃかめっちゃかおもちゃ箱みたいで、楽しかったです!


■第五試合
TAKAみちのく、Hi69、○柏大五郎
(13分45秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め)
MIYAWAKI、真霜拳號、×十島くにお


Hi69と真霜の腕の取り合い

TAKAにかかってごいや!なMIYAWAKI

MIYAWAKIのえげつなく攻めるTAKA

Hi69の・・・トペ?ケブラーダ?

MIYAWAKI組、シブ線。
なんとも形容し難く。
Hi69はやっぱカッコ良い。コスのパンツがどうなってるのが凝視。
大五郎、やっと見れたよ良かったよ。垢抜けないキャラがなんともカワユし。試合前PVも大五郎のだけ男おいどんって感じで。
そして、私は大五郎が大阪で修行してる時はみたことがなかったのだけど、なんか周りが「おかえり!」な雰囲気、暖かく。
TAKA、やっぱテーマ曲がスゴい良いと思う。
ぴったり。

今まで生で観てきたTAKAの試合の中で、一番好きな試合だった。
のびのびと言うか。
相手を生かして自分も生かして、シリアスになりすぎず、あおり。
ああ、なんか本当にスゴい人なんだなぁって。
バンプの安心さ加減とか、見せ方とか。
試合はHi69とTAKAが大五郎に決めさせよう決めさせようってサポート的な面が見られる。
MIYAWAKIが痛めてるらしき肩を攻められ、テーピングも剥がされる。TAKAのえげつない肩へのピンポイント攻撃。
Hi69のスーパーダンスVer.2(カンクーントルネード)は一度は避けられたけど、2度目は成功。
大五郎、ダイビングヘッドバッド、決める。
最後は十島が3カウント・・・も、その前のダメージか何かで落ちてたか?で、ちょっと曖昧な幕切れが残念。


「We are KAIENTAI-DOJO!」

また来てねー!

最後はTAKAマイク。
「K−DOJO大阪発上陸、どうでしたかお客さん?」
会場大歓声。
「大阪はノリが良いなぁ。」
「また、大阪来ようと思ってるんですが、どうですか?」
(って、なんか和やかに言うてるみたいだけど、いつものTAKAの愛すべきにくったらしい言い方なのですよ。)
「あれ?なんか70%くらいの人しか喜んでないみたいだけどもう一度。」
「今度大阪来る時も、ココにいる人達は来ますよね?」
会場やんややんや。
「頭が回るオレは、12月のデルアリを早速押さえました!」
会場うおー。
「次はココにいない選手とかも連れてきます!」
「そして、ココだけの話ですが、この練習生、実は大阪出身なのですが・・・上がって来い」
って練習生上がる。
「こいつを鍛えて吉田屋に入れます。期待しててください。」
練習生、どうしていいやら、でもニコニコ。
「お前ら、今日の、この闘いを、K−DOJOの闘いを覚えててくれ!これが」
「This is KAIENTAI-DOJO,We are KAIENTAI-DOJO!!」
(会場中とハモって)

カッコいい決めセリフ。

K−DOJOって大技禁止の基本技重視とかで、どうなのだろうとか思ってたのだけど、実際観たらもーのすごく、オモロかったです。
観客と一体にさせる、ノセ方とか。
大阪プロに慣れきってて普通に思ってた、選手が技を出す前に客と一緒に叫ぶのとか、すごい大事なんだなぁって、観客参加型のオモロさが、こんなにどっぷりとプロレスにはまった一因に違いない、と改めて感動。

次も来たら是非行きたし。




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