カンセンキ

2003年10月4日の
GAIA「船場GENKI祭り」
久宝公園&隣接駐車場


尾崎魔弓のなんか良いポスター。
その向こうでプロレス


いやはや、同じ駐車場でプロレス言うても、 カドヤとは全然違いますよ。
(ココでカドヤの名前を出すな、と)
椅子もあるし、GAORAにMBS(関西の毎日系TV)もいたりしますよ。
そして無料なのですよ。
開始時にはたっくさんの人。
そしてビルに囲まれてるだけあって、いろんなビルや家やマンションの上階から見る人々とか非日常的空間で楽し。
天気も最上。

開幕式。
選手全員入場。
宣誓は今日は負傷欠場なダイナマイト関西。
しゃべり始めた途端、退場する尾崎とKAORU。

どこの試合結果にも試合時間と決め技とかが載ってないので、勝敗だけ記載。
しかもタッグは誰が誰からとったかあやふやなので、チームの勝敗です。
公式発表もないときた。ムムム。


■第一試合
シングルマッチ30分1本勝負
○広田さくら
(約15分)
×カルロス天野


広田に紙テープ

ポーズィングな天野

天野にお尻をなすりつける広田

笑いの中にもいかつい攻めが

ブサイク攻め

広田「この油っこい口でもっかいキスしてやる!」

飛ぶぜー!みたいな。でもこの後ゆっくり降りてた

天野、回転してボディアタック

さくら、あんたって人はよぅ・・・最高!

ウラカン・ラナ!

入場から広田さくら劇場。
何故かチョリソー食いながら登場。
広田「元気ですかー!元気があれば、チョリソーもタダで貰える。なんか入場時にもらいましたー!」
もぐもぐ。
広田「お前ら、いっぱい集まりやがってよー。無料だもんなー。で、どこが特等席ってソコで観ている人だ!」
って、横の一軒家の2階みたいなトコから見てるおばちゃんを指差して。
おばちゃん、かわゆく広田に手を振る。
広田もかわゆく手を振り返す。
カルロス天野登場。
広田「焼けたくないし、暑いし、さっさと終わらせるぞ!」

まずは腕の取り合い。あ、女子って「ヘヘイヘイ」とか言わないんだ?
広田、前転して後転して「い゛でー!」って。
ほんで何故かブリッヂ。
天野「なんだよ、お前、それ?」
広田「なんだよ、合わせろ合わせろ!やりにくいじゃねーかよ!」

一瞬の隙をついて丸め込み、丸め込み返し、丸め込み返し返し
・・・・・・ぐるぐる。
そして、なんか何ともいえない変な動きで天野を追いかける広田。
天野「きもい、きもいって!やめろよ!」
そんな天野にぶちゅーってチュウ攻撃。
リングから転がり落ちる天野、おえーって。バケツと水でうがい。
広田「はやく上がって来い!もう一回、この油っこい口でやってやるよ!」
ってまたチョリソー食べて。
広田「な、お前らも見たいだろ?」
って、観客に。観客、微妙なざわざわ。
広田「なんだよお前ら、中途半端なリアクションだとやりずれーんだよ!」
ほんでコーナー登って客を煽って、飛ぶかと思いきや、ゆっくり降りる広田。

天野の攻撃が決まり、ポーズィングな天野。
広田、それをマネして、セークスィーポーズを5ポーズぐらいするんやけど、それがどんどん激しくエスカレートしていく。
そして攻防。
キャメルクラッチして、広田の顔をぶさいくにして観客にさらす天野。
広田「だいたいお前、団体内でキャラかぶってんだよ!」
広田のジャーマン、キレイ。
天野のボディアタックも美し。
って、思ったら、コーナーポストで倒立。でもなんか開脚気味です。
ブラックマンのようにそこからコルバタするわけでもなく、そのまま降りる。
あとはウラカンとか何とかで、いつのまにか広田の勝利。

広田さくらはやっぱしオモロかった。でも顔とかかわいいんだよ。
天野もなんか良かったし。裸足だし。
まさにツカミな試合。
ってか、つかまれまくりました。


■第二試合
シングルマッチ30分1本勝負
○浜田文子
×輝優優


文子、うーるーとーらーカッコ良く美しい!あたしゃ惚れたよ!

文子もすごいが優優もすごいよ

ああなんか、もえもえ心をくすぐられまくりのこの・・・ああ(変形吊り天井)

文子のコーナーからのケブラーダを膝で受ける優優

優優のジャンプ高い!ギロチンやったかな

ボム!

エクスプロイダー気味か?ちょっと不明

文子、めっちゃめちゃ美人。
そしてそのスタイルは一体。って言うか乳が。
オーラとかも、もう、スターと言うか主人公オーラ。
カッコ良い美人で強くて、頭もまわるな感じは、アンジェリーナ・ジョリーも真っ青なのよ。
つまりは、惚れました。
優優も大人気。
ごめん、あんま知らなくて。
紙テープの量、どっちも同じくらいでした。
強風だったりしたのに、みんななんでそんな投げるの上手いんだ。

序盤、スタンドの打撃攻防。
文子のトラースキックに、優優のロー。
その後すぐに中技、大技のオンパレード。
両手を極める文子を持ち上げる優優。
変形吊り天井で責め上げる優優。
文子のケブラーダを膝で受ける優優。文子、思いっきり入ったようで、餌付きながら悶絶。優優そのまま畳み掛け、コーナートップからギロチン(ボディプレスだったかも)。
しかし文子の反撃、優優が再びコーナーに登ったのに向かってヴィーナスを放ち、そこからアイコノクラズム(アヤコノじゃなく)。
そしていっかついトラースキックに、低空ドロップキックを連続して。
このダメージで優優がふらふらになり、エンド。

美人2人の凄い試合。
技もいちいちカッコ良くって。
特に文子、攻めてる時はもちろんだけど、やられてる時の顔がすんごい良い。
大好きだ。


★★★ ココで『ガウンコンテスト』 ★★★

船場GENKI祭り的にはコレがメイン?
でもなんか、レスラーも楽しそうでさー、すんごい良い雰囲気だったよ。
デザイナーの卵?みたいな人達も、ほんまにレスラーが好きな人とか多くて、最優秀賞を取った女の子は長与千種の大ファンらしく、「賞を取った事は勿論うれしいですが、長与さんに袖を通してもらっただけで幸せです!」って泣きながら。
長与千種「このガウン、本当に使わせてもらいます。コレに合わせてコスも作ります。」って。感動的。


長与のガウンに「まぶしっ!まぶしっ!」ってする広田

ライオネス飛鳥とコシノヒロコが一緒にリングにいる図

コシノヒロコ寸評。
「リング上で美しく闘ってる方たちが、ガウンを着た途端に女の子の顔になるのがステキでした。服のチカラを改めて感じました。」
「デザイナーもレスラーも、海外へ出て行く時に大切なものは日本人と事を忘れず、日本的なものをアピールすることです。」
他にも何か良いコト言うてた。
流石だ。
ちゃんとね、レスラーの名前とか覚えてたしね。すごいよ。


■第三試合
タッグマッチ45分1本勝負
○里村明衣子、永島千佳世、植松寿絵
×デビル雅美、ライオネス飛鳥、アジャ・コング


デビルには3人がかりで丁度!くらい

飛鳥にラストライド持ってかれそうな植松を永島と里村が助ける

飛鳥の自前机に打ち付けられる里村

飛鳥にジャイアントスイングされる里村

アジャの本気でえげつないキックを受ける里村

張り手打ち返す里村

判定に抗議するデビル、GAIA社長につめよるの巻

デビル雅美、ライオネス飛鳥、アジャ・コングが同じコーナーにいる怖さ。
3人供、本当にスゴいオーラなのですが、一番凄いのがデビルだった。
なんかもう、大魔女なんだもん!
飛鳥はガウンコンテストのガウン着て。
私的にはコノ飛鳥のが甲冑みたいで一番カッコ良いと思った。
そして、誰がどうみても勝てないよ、な里村組。体が違いすぎる。
でも頑張って!
植松の髪はすんごかった。スプレー一本使いきりとかですか?

序盤はデビル。
そしてたぶん・・・植松が出たかな?
とにかく余裕で攻められまくるが、一瞬の隙で倒したところを3人がかりでストンピング。でもデビル、あんま効いてなさげ。

いつのまにやら、大大大場外乱闘。
あっちできゃー!こっちでうおー!ってなんか良く観ると、広田と天野がアジャ専用のスチール缶でボコられてんですが。
逃げ惑う観衆。

次は飛鳥が出て、再び植松が攻め立てられる。でも諦めない植松。
コーナーに載せられ、持ってかれようとしたとこを「助けてー!」って永島と里村に手を掴んでもらい、なんとかセーフ。
デビルのセコンドの野次っぷりが絶妙。
「すぃーぼりあげろぉ〜〜〜。」とか。オドロオドロしぃ感じで。

デビル(やったかな?)と永島。攻められっぱなしをなんとか返そうとウラカンするも、まったく倒れない。そのままお尻で潰す。
里村とアジャ。
アジャ、えげつなすぎるキックで里村を攻める。
いやほんとにえげつなくて。ヒィ!な感じ。
里村も返す、が、ピクリともしないアジャ。しかし果敢に攻めてく里村はなんだか良い動きだ。
そして、なんか一瞬の隙でデビルが押さえ込まれる。3カウント。

猛然と抗議し、レフェリーを投げ飛ばすデビル。
そのまま解説席へ、実況と社長に猛抗議。

デビルのあまりのカッコ良さに、なんだか涙目。
なんかすごいよ、この人達!!
プロ中のプロだよ!!


■第四試合
タッグマッチ60分1本勝負
○尾崎魔弓、KAORU
長与千種、山田敏代


いきなりの凶器攻撃を受ける山田

KAORUのケブラーダ 高いしキレイ!

長与に凶器やりかえされる尾崎

尾崎組、でっかいスーパーのでっかい買い物台車みたいなのに凶器を詰め込んで登場。尾崎はタバコ吸いながら、KAORUはチュッパチャップスを食べながら。
2人ともスタイル良いなぁ。つか細いんだけど。
色白に赤い口紅で。
尾崎ってちっちゃいのねぇ。
長与千種、なんて女前。ぽわ〜ん、てなっちゃうくらい。
そしてさっきのガウン着て。飛鳥もだけどさ、そういうの、大好き。
山田、あなたはデカくならなかったのだね。
って、なんだかしみじみ。
ほら、元全女な人達ってアレじゃん?良い悪いじゃなくて。

試合、尾崎組の先制攻撃で開始。
板とかチェーンとか椅子とかイロイロイロイロ。
代わって長与も凶器攻撃せ攻められるが「椅子だオラ!椅子!」って客席から椅子をとりよせて、ガツーン。
なんかあの、KAORUって、なんかすんごい上手いんです。技もキレイで。
途中、チェーン攻撃で山田の左手にチェーン絡まってもうたり。
なんかしっちゃかめっちゃか。
尾崎、シャイニングウィザードを連発。
最後はこれはもう山田で決まりだな、ってトコでKAORUの毒霧。
山田、そのままピンフォール負け。

勝ったのは尾崎組なのに、何故か先に退場とかさせられてく。


まさか無料興行とは思えない、オモロさでありました。
また観たい。
しかしなんてみんな、カッコ良くて美しくて強いんだよ。
惚れまくり。
全員が全員良いんだけど、クラッシュやデビルやアジャとかの人達はなんて言うか、プロ度数がメーター振り切れてて。
クラッシュとアジャは立ってるだけでカリスマ的なオーラが、技の重みが、みせっぷりが印象的で、デビルは観客を巻き込む力が異常に高かったです。

なんか開眼。
プロレスとして、かなりの高い位置にあるモノをみせてもらいました。
ありがとうGAIA、ありがとう船場GENKI祭り。




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