カンセンキ

2003年10月18日の
ZERO−ONE「Evolution」
大阪府立体育会館第二競技場

火祭りからだいぶと空いて、やっとこゼロワン!
やっと橋本も見れる!
そして念願のLowki!
しーかーもー、プロレスの神様が降りてきて、一番前の席。
うふんふん。
プレデターに持ち上げられちゃったらどうしよう。いやむしろされたい、とか邪念を抱きつつ観戦。


■第一試合
○黒毛和牛太
(10分13秒 片逆エビ固め)
×高橋冬樹


高橋の串刺しニー

ゼロワンのお客はシビアで、容赦なくシーンとしてるのです。
でも、そんな地味な基本技の攻防にも高橋のキラメキが。
要所要所で和牛太を攻める高橋。
終盤は、ようやく会場も温まり、声援も飛ぶ。
新人君というものは、気迫と熱意と成長過程を観客にプレゼントなのだなぁと思った次第であります。


■第二試合
○日高郁人
(10分23秒 ダイビングネックロック→片エビ固め)
×葛西純


張り手対決

葛西が飛ぼうと思ったら、振り向かれてしまった、の図

葛西ってやっぱし大人気。
ハードなプロレスに、キュンとくるたまらない笑顔がポイント?
そして日高、せっかくカッコ良いしプロレスも良いのに、その入場時マスクはどうだろう。み、民族?もったいない感がちらほら。

まずは試合せず、観客をあおりつづける葛西。
最初はのっていた日高も「もうええわっ!」(嘘)
ほとんどグラウンド攻防なしの、スタンド対決に飛んだり跳ねたり。
楽しぃ。

流血しない葛西はTV&生を合わせても初めて観たかも。


■第三試合
×ヴァンサック・アシッド Lowki
(15分14秒 すい星キック→片エビ固め)
佐々木義人 ○星川尚浩


こっこの攻防わっ!つかLowkiの背中筋肉がっ!

アシッドの串刺しトラースキック

Lowkiとアシッドの連係ダブルキック

星川のトペとLowkiの迎撃キック

腕と首を両方極める(技名知りたし)

佐々木がLowkiを捕まえる

アシッド、いつのまにそんなコスに?でもなんかその方が良い気が。
Lowkiやっと見れた。
想像してたそのプロレスなんて、裏切られまくり。良い意味で。
星川。やっぱカッコ良いよ。ばんちょー。

Lowki、独特のプロレス。
なんかこう、次の技とか流れが全く読めないすごいタイミングで技を出す。またその技がオリジナルすぎて。大興奮。
それを受ける側もセンスないとLowkiのセンスを殺してしまうわけで。
全員にほれぼれ。
アシッドとの連係もすごぶるカッコ良く、特にダブルキックから、2人が逆ロープに飛んでのダブルフラッシングエルボーなんて鼻血が出そうになりました。
連係にも「ふぅん・・・」ってのと「なんかもう2人ともカッコ良すぎてジタバタ」な連係があるのですけども、この試合は絶対的な後者で。
あと、リバースシャイニングウィザードを観れて、カンゲキ。
人間技じゃない。まず思いつかない。あぁすごい。
星川のトペを場外から迎撃とか。場外への飛び技を迎撃だなんて、どう考えても危なすぎるのに、ドンピシャのタイミングで。
Lowkiもすごいが星川もすごい。

なんか、驚きの連続なサプライズ試合でありました。


■第四試合
×マイク・ノックス
(5分30秒 テングトルネード→片エビ固め)
テングカイザー○


マイク、チョークチョーキュ

逆さ押さえこみぃ(テングは神だから神は宿らないのでしょうか)

テング、もっと鼻が太かったら良いマスクだね、とマスクフェチ友とコソコソ。だってなんかなぁ・・・。なにかが残念な感。
そしてライダーベルトみたいなんがチカチカしてて素敵。
マイク、初めてみたけど、カッコ良い。
でも、入場時に噴射したみたいで油断してたらカメラに水しぶき。
さ、酒くさいんですけど!!

テングを見て、笑いがこみあげて試合が出来ないマイク。
そうよな、なんか笑けるよなテングって。ふふふ。
でもテングのプロレス、私は大好きですよ。
そしてそんなマイクも一発で大好きになりました。シアワセ試合。
マイク、受けがなんかオカシイ。
ノーガードみたいな受けで、バコンとキックもらってそのまま棒のように倒れる。えええ?受け上手?(本来とは違う意味で)
しかし攻めはどこか、テングと同じで、あの体でルチャな技とか多用で、テングと共に見応え十二分。
たのしかったぁ!!


■第五試合
×横井宏考 佐藤耕平
(12分51秒 ノーザンライトボム→片エビ固め)
○スティーブ・コリノ トム・ハワード


なんかレフェリにつめよるコリノ そのコス素敵だねぇ

コリノのバックドロップ

やってみろやぁ!なU.S.Armyハワード

ハワードの串刺しミサイルキック

コリノ!うしろうしろ!

耕平と横井の連係

昔々、NOAHに出たハワードとコリノを見て「おもんない外国人」って思ってたコトを深くお詫びしたいくらいの、オモロレスラーでありました。
なんか横井、色白なせいでおっぱいがリアルでなんか・・・。
って、そんなトコばっか気になってゴメンよ。
しかしハワードの墨はスゴいな。なんか人面な感じ。

なんか試合しないコリノ。なんやねん、な耕平。
しまいにはレフェリに難癖を。
会場からのコリノコールでご満悦。
って、試合し始めるとガッシリテキパキおもろく、且つ観客をのせるのも忘れずな巧者レスラァ。
ハワード、耕平に逆エビ極められてそこから歩ふく前進!はやっ!
乗せられたままの耕平がついてけなくて、ロープでうがっ!って。
コリノ「ジャンボツルタ〜」ってブレーンバスター(やったっけ?)。
「ハシモト〜アホ〜」ってDDT。
最後には「オガワ〜アホ〜」ってSTO。
んで、小川の飛行機のマネもしてぶぅ〜んて。
ROWDYの攻撃も、格闘よりでビッシリ。丁度コリノとハワードの華のあるプロレスを際立たせるかのような。
いいなぁ、この組み合わせ。

最後はコリノ組の勝利やったけども、コリノ脳天からいつのまにか流血。


☆☆☆ハヴアブレイク・ハヴアレスラ【崔リョージ編】☆☆☆



休憩タイム。
グッズの紹介に、ケガで欠場中の崔リョージ選手。
カレンダーとか。
炎武連夢の部分だけほしぃー!とかの心の叫びはさておき。
崔ってカッコ良いです、はい。
大阪出身らしいです、はい。
是非、そのプロレスが観たいなぁ、と思います、はい。

☆☆☆


■第六試合
高岩竜一 ○橋本真也
(16分54秒 三角締め)
×ハードコア・キッド ザ・プレデター


ハッシーモトッ!

ボディスラムがもう・・・(うっとり)

場外爆走なプレデター 会場は阿鼻叫喚

地獄突き!!

コウモリ吊り!

この三角で決まりました

プレデター、いきなり場外を大暴れで一周!
きゃあきゃあ!ワーイワーイ!
でも近づいてくると真顔で本気ダッシュするくらい怖いです。
キッド、始めてみましたがハンサムさんであります。
橋本、あああ。スーパースターオーラがだだんだん。
でも、顔も体も痩せてました。
とおさん、あたし、そういうの、せつないです!!

まずは高岩とプレデター。
少し攻防があった後、高岩がいきなりプレデターから猛ダッシュで場外へ逃げる。追いかけるプレデター。
た、高岩、こっち来るなって!ってまん前の鉄柵を越えてこっちへ。もちろんプレデターも!ぎゃーっ!(笑顔で)
その後も高岩、場内を一周してプレデターをひっかきまわしてリングイン。
選手より、客席がハァハァってなるのがオモロ。
橋本、動きが悪いわけではないが、パワーが足りない感じ。どうしても肩の具合を気にしてしまう様子。
でも地獄突きとか破壊王なキックとかDDTとか出し惜しみなく。
キッドは、リバーススプラッシュなど、アノ体で多彩な巧者。
高岩がつかまり続け、どうなることかと思いきや、絶妙なタイミングでプレデターにカニばさみで同士討ちを誘い、橋本へ。
橋本が三角でキッドからギブを奪う。

なんか、大きくて怖くてウルトラ強い外人選手ってのが生で観れて、ほんっと良かったです。それに立ち向かってく高岩とかの巧さも素敵でした。


■第七試合
イリミネーションマッチ ZERO-ONE VS アパッチ軍
坂田亘 保坂秀樹 田中将斗 ×大谷晋二郎
(20分17秒 爆YAMAスペシャル)
BADBOY非道 ミスター雁之助 黒田哲広 ○金村キンタロー
1.○雁之助VS保坂●(8分48秒 雁之助クラッチ)
2.●黒田VS坂田●(11分40秒 オーバーザトップロープ)
3.○金村VS田中●(17分06秒 オーバーザトップロープ)
4.●非道VS大谷○(18分07秒 スパイラルボム)
5.○金村VS大谷●(20分17秒 爆YAMAスペシャル)


アパッチ軍ポーズ☆

田中がいきなり落とされそうになる

保坂が黒田の鉄柱攻撃に

足4の字な2人をゴロゴロ〜って

捕まる非道が全員に連続フットスタンプ(写真は大谷)

黒田が坂田を道連れにオーバーザトップロープ

田中と大谷がふられてガツン

金村に机の上に落とされる田中

アパッチ軍の連携に捕まり続ける田中

大谷の顔面ウォッシュ

大谷の猛攻撃(がしかし・・・)

金村の挑発マイクと練習生攻撃で大乱闘

再び金村の挑発マイク

高岩にやられる金村

3、2、1、ゼロワーン!!

アパッチ軍、ブリブラダンス→ポーズで登場。
そしてゼロワン軍。と言うか炎武連夢軍。大谷は自分のノボリ旗を持って炎武連夢ポーズ。
人気はどちらも互角。
あたしも、どっちかなんて選べませぬ。

まずは田中がアパッチ軍の勢いにのまれ、連係で落とされそうになるも、大谷がカットし、なんとかセーフ。
その後も、勢いはアパッチ軍に。個人個人の力と言うか、他人数試合に長けたアパッチ軍が連携で個人をしとめていく。
黒田が保坂に哲ちゃんカッターから、急所への鉄柱攻撃。
「もう一回やってほしぃかー!」に観客も答え「もーいっかいっ!もーいっかいっ!」って哲ちゃんのステキ踊り付きで。
金村と坂田、坂田がロープに振られないのに業を煮やした金村「お前は仕事せんかいっ!」って。ありがとう金たん!あたしも思ってたヨ!

保坂、坂田、黒田が戦線離脱した後は、アパッチ軍がまず田中を攻め立てる。金村が机を投入。
そこへ落とされまくる田中。
反撃するも、雁之助と非道も加わり、タッチさえできず。大谷のカットもあるが、結局リングアウト。
残る大谷、攻め立てられつづけるが、渾身の反撃で非道に3カウント。
しかし連係による爆YAMAスペシャルでノックアウト。微動だにせず。

金村マイク
「おい、ココは冬木軍かWEWか。ここまでやられても、将斗お前黙っとるんか!誰もかかってこんのか!」
に、殺到するゼロワン軍。しかし大谷がほぼ動けないので、全員で退場していく。
「なんやお前ら。おい、そこの練習生、お前でもええねんぞ、ゼロワンはこんなんもんか!」
に、リングインする練習生、秒殺でおとされ、伊藤豪(この人リングにいらないと思うのはあたしだけじゃあないハズだ!)が持ってたハサミで、大流血させられる。
そこへ高岩やらがなだれこんできてアパッチ軍を一掃。
高岩マイク
「今日は俺が締めます!3、2、1、ゼロワーン!!」


今回もゼロワンは破格の楽しさでありました。
ワクワクドキドキさせてくれる試合ばっかり。

帰りにひょんなコトから、プレデターと写真を撮ってもらえて有頂天。
あたしの背なんて、プレデターの胸の真ん中にも届かなかったですわい。




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