カンセンキ

2003年11月1日の
大阪プロレス「天王山2003」
〜誰が一番強いねん!トーナメント〜
デルフィンアリーナ

つくづく。
整理券制度ってどうにかならんのか。
代替案を提示しなきゃ、文句だけ言うてもしゃーないんやけど。
無駄な時間が多くかかりすぎるような。
だいたい、1時間前に行って50番テ。
いや、むしろそれはエエんやけど、1日に2度フェスゲに足を運ぶのはキツいってばさ。その後の用事とかで兵庫行くっちゅーねん。(←超個人的八つ当たり)

なんか良い案ありませんかね・・・。

でもタッグフェスや天王山以外では、もはや並びに行かなくなったので良いっちゃー良いんですけども。
どないやねん。

今日は的場の試合がなくて寂しいです。



えべりんの「選挙に行きませう講座」
なんか読売TVのカメラとか来てたヨ。
えべりん、政治の話とかも出来ちゃうねん。すごいねん。
しかもちゃんとオモロく。
どんだけ引出しあるんですか。
そんなだと、モテてモテて困っちゃうって感じダヨ。


■第一試合
20分1本勝負
×福田ユタカ
(6分04秒抱え込み式逆片エビ固め)
○大王QUALLT


福田の張り手の音が最近違ってきてます

逆エビってか、持ってるん太ももやし!

福田がメキメキかっこいい人に。
もうちょっと短髪にしたらますます良いと思います。

福田の、現状をなんとかしてやろう!感がビシビシ伝わってきて、試合はカルトが巧みに運びつつ押す一方だったけども、とっても見応えがありました。
プロレスって技術とか勿論だけど、感情とか気迫とか内面も観るモノなのだなーって、新人とか、こういう若手の壁的試合を観ると思います。
しかしカルトって!
巧くって、容赦なくって、もう!



■第二試合
6人タッグマッチ30分1本勝負
Gamma&○えべっさん&アステカ
(16分17秒シャイニング・えべザード→片エビ固め)
S・デルフィン&×くいしんぼう仮面&ペロ


らヴらヴなのね!!右の社長が足をクロスで激カワイイ

このニギやかさ、色とりどりさが大阪プロレスなのです

くいさん、マッチョポーズ

社長、ヒサビサに飛んだ!

「いただきっ!」って言うて、えべザード

今日はですね、もう、社長がオモロくって。
立ち位置の関係もあるんでしょうけど、めーっちゃしゃべってんのが聞こえて、それがもう、なんとも。
リングにいる選手の動き、一つ一つ拾う拾う突っ込む突っ込む。
しかもそのツッコミが、ほら、社長ってほら、独特やん?(何故かタメ口)

もう、なんか社長が気になって他のあんまし見てないんですけど。(ウソ)
えべ「よか攻撃たい!」ってアステカに。
アステカ参戦時に見れる、この福岡弁やりとりが西日本方言フェチにはたまりません。えべ、途中から高知弁とかと混ざってて、なおオモロ。
そしてくいさん社長にユビ指しまくり。
その度に社長「ユビを指すな!」って。
ガンマ、くいさんにマウントで顔面パンチにチョークにやりたい放題。
松井はえべの「ほら、ココ見てくださいよ、めっちゃマットとか汚れてるじゃないですか。あ!ほら、こんなリングの下にゴミまで!」
とかの気を取られて、全然見ていず。
それに怒ったデルフィンが、後で松井に反則見とけよ!て抗議するも
「あんたらさっき3人で攻撃しとったがな」と言われ
「3人攻撃は・・・ええんや・・・」(だんだん語尾が小さく)ってぼそぼそ。
えべカットに入ったデルフィンに「ほんま給料も上げんと、カットばっかりしやがって!」って。
う、うまいな・・・。

試合終了後、とてつもないガンマ&ペロ劇場!!!


観客の後ろでリングを見つめる(偽)人生

観客に挨拶する(偽)人生「皆さん少し、時間を頂きたい」

「それはないんや」って(偽)デルフィン

(偽)人生の土下座に「わかった!」な(偽)デルフィン

あのーえっとぉー。
人生がプライドかけたあの場面を、ペロとガンマでおもしろおかしく再現!
いいんですか?な気持ちも、あまりの面白さで忘却の彼方!

ガンマ「大阪のみんなの前で話し合おう。」
ペロ「大阪の皆さん、少し、時間を頂きたい。」
「明日の、1日総帥、やっていただけないでしょうか。」
ガンマ「それはない。」(完璧なデルフィンイントネーションで)
ペロ「お願いします。何か・・・答えが生まれると思います。」
ガンマ「それはない、ないんや。6人タッグ・・・それならやる。」
ペロ、途中でお腹からカンペ取り出して
「思えば・・・2人のすれ違いから始まったのです。」
ガンマ「2人のすれ違いってなんだよ!そんなカンペ見てるからダメなんだよ!とにかく、それはない。」
ここでペロが動く。リングへ。
そして土下座。
ガンマ「わかった!やる!」
ペロ「UGMファンの皆さん・・・1日だけ、ガンマをデルフィン軍団に貸していただけないでしょうか・・・」
会場、大賛成。

笑いすぎて涙が出たわ。
ペロの人生のしぐさも似てたけど、ガンマの社長しゃべり、完璧!
気が付けば、社長はいなかったけど。



■第三試合
「天王山2003」2回戦45分1本勝負
○BK・キッド
(17分43秒ファイヤーバード・スプラッシュ→エビ固め)
×GENTARO


GEN!セクシィ過ぎるよアンタ!(ビリィごめん)

GENのボディプレス

ビリィのトルニージョ

両者ダウン

ビリィのカーミーカーゼーのーじゅーつー

ジャーマン(?)

高いし飛距離あるし

GENのスーパーKを防いだビリィ

ムルシェラーゴ→落とす

友情の抱擁

やっとこ見れたGEN!
びっくりする程カッコ良くって、写真とりまくり。
足とか手とか長いのねー。現代っ子なのねー。長髪も似合いすぎちゃうのねー。あー。ピンク色が好きなのねー。

グラウンドから、見せる2人。
ちょー乙女感想なのですけどモー。
GENが関節極められたりとかするたびに、なんかキャー!って感じ。
のけぞったりとかがもう、絵になってて。
あーあー。
ストイックな観戦記サイト目指してんのに、やっぱ無理ダー。
GEN、結構飛び技が多いのだけど、飛ぶたびに印象が残る感じ。
ビリィに比べると、ちょっと体が硬い感。
良い悪いではなく。
その対照な感じが、おもしろい試合展開で。
とにかく、2人共が技を全開で出してて、技技技!飛ぶ飛ぶ飛ぶ!
激しくって凄くってカッコ良くって。

試合はビリィが巧くて一枚上手という印象が残ったかも。
ビリィ、ほんと、いつのまにやらすんごい良い選手になってる。いや見た当初から良かったんやけど、ほら、0→1の成長はわかりやすいけど、7→8あたりの成長とかって見過ごしがちだから。(例は10段階評価みたいなイメージで)
そういうのを、やっぱり他団体の選手と試合した時に見れるわけで。
でもGENは良い選手。
大阪の選手とも噛み合いそうだし、また参戦して欲しいナー。
試合後も、ビリィにトーナメント表を登ってくしぐさをして、頑張れよ!って。男前で友情に熱いとかさー!反則!



■第四試合
「天王山2003」2回戦45分1本勝負
○ツバサ
(18分13秒変形スモールパッケージホールド)
×ミラクルマン


足関十段(とか)

黒同士なので何してるかわかんないだけど、スゴいって事は確かです

変形スモールパッケージ(飛びつき気味)

健闘を称え合う こういうのがスゴイ好きです

ジャ、ジャベ対決?
グラウンド攻防に始まりグラウンド攻防に終わった感がありました。
はい、そういうの大好きです。
ミラコとツバサの大人のプロレス対決、みたいな感じで。
もう、そこ、どうなってんの?てのが多くて技名とかデンデンわかりませんが。引き出し、無尽蔵だなーって2人共。
中盤は、2人共飛び技を出したり。
ミラコ、リストクラッチエクスプロイダーとか。

そして、途中。
ミラコがツバサのトペ・スイシーダを受ける。
ツバサが着地時に膝を強打した様子で、松井も続行か?を問い掛ける程。
動くツバサ。
しかし負傷した方の足がほぼ動かず、リングイン。
足を使わず、張り手対決。
そこは足を狙うミラコ。悶絶するツバサ。
悲壮感ただよう試合展開に、友が大変な状態になってて。
あたしも心臓とか内臓とかがギュウゥゥって。
でも観なければ。
だからこそ観とどけなければ。
最後はツバサが飛びつき気味の丸め込みでエンド。

無事に試合が終わって良かったです。



■第五試合
「天王山2003」2回戦45分1本勝負
○“ビッグボス”MA−G−MA
(15分23秒ラストライド→片エビ固め)
×ゴア


この2人の体をトクとご覧あれ!

どつきかますぜオラ!

場外で椅子攻撃なマグマ

オレに勝てると思ってんか、あー?

オレ、椅子大好き!

ゴアのトペスイシーダは一直線

スーパーフラーイ!

丸め込みであわや!

岸和田愚連隊はカッコ良いです

最近メキメキ、マグマを抜くか?なゴア。
だからこそ、マグマと闘ってゴアがどのくらい闘えるのかに、が然興味が。
マグマ、ニューマスク。
額に「岸和田」って。
日本にも色んな街がありますが、額に地名を入れて成り立つってのもナカナカないかと。そしてそれが似合う人もナカナカいないかと。

ゴアの先手で試合が始まる。
いきなりの場外でゴアがマグマを引きづりまわす。
リング戻ってマグマに張り手、ロープからのぶちかましの真っ向勝負。
この2人、パワーだけじゃなくって、テクニックがものすごくて。いちいち噛み合っててホンマに見応えのある試合。
場外が立て続けに。
マグマ、椅子、乱打。
リングに上がっても乱打。
切り替えしたゴアから、先週に引き続き、再び脳天へパイプ椅子ぶち抜きの椅子攻撃を受けるも微動だにせず。
にしても。
ゴアの、ロープから体を振って飛んでのミサイルラリアット。
あれ、なんですか?
他の選手でもあんまし見たことないんですけど。
なんかすごすぎ。
ランニングパワーボムもマグマ相手に!
ゴアの技、いちいちがカッコ良すぎです。
試合はマグマが優勢なものの、ここぞというとこでゴアの反撃。
マグマのスーパーフラーイ。
関係ないんですけどスーパーフライ(ボディプレス)の時は「スーパーフラ〜イ」って言うべきものなんでしょうか。
誰かのマネなんでしょうか。

ゴアも、あの、ビリィの時に書いたのと一緒で。7→8くらいの成長を遂げてる最中で。その気迫とかがもう、なんか。
マグマもそれを受けて立ってて。
終盤は、先週のバファロ戦と同様に、投げっぱなしのジャーマンにドラゴンの連発で。そして、投げっぱなしでないジャーマン。
会心のラリアットで、もはや意識がない状態のゴアにラストライド。
完璧な勝ち方で、マグマが準決勝へ。

終わって、倒れこむゴアを見るカルトとゴア。
ゴア、自分の足で立って握手。
良い試合だった。



■第六試合
「天王山2003」1回戦30分1本勝負
×村浜武洋
(11分08秒スクールボーイ)
○タイガースマスク


村浜、一瞬の隙も逃さずオモプラッタ

タイガース、くらいついていく

マウントで掌で打ち込んでいく村浜

さそり→アンクルホールド

タイガースおめでとう

実はこんな試合観たくないなーって思ってて。
なんて言うか、実力差があっても、どうなるものかとオモロ楽しみな試合と、そうでない試合とあるわけですけれども。
これは私的には後者で。
多くは語りませんが、なんか哀しい試合になりそうだと思ってました。

そして実際、始まってから、最後の瞬間まで予想が当たってて。
タイガースの打撃対応の弱さが目立ったり、タイガースのレスリングも、村浜の総合的な動きに持っていかれてて。
村浜って、こんなに、圧倒的に強かったんだ・・・と思い知りました。
もう、切り替えしの巧さとか。
打撃の入り方とか。
素晴らしい選手です。
タイガースの気迫とか情熱とか、もうそういうのが全然届かないくらいに、村浜が強いって感じの試合展開で。
途中からタイガース、ダメージでほぼ動けない感じになっていて。
何度か変形の丸め込みを仕掛けるもフォールは取れず。
会場も、私も、ほんとに諦めムードで。
最後、ハッ!って気づいたら丸め込んでて。
3カウント入ってて。
えええええ?
みたいな感じで。

村浜は最初は悔しがってたけど、すぐにちょっと笑顔を見せるくらいの勢いでタイガースに手を差し伸べて。
タイガースがマイク
「あの・・・なんか覚えてないんですけど・・・勝ったんですか?」
「俺が、デルフィンの後を継いでみせます!!」


良かったネ、タイガース。
勝ちは勝ちだヨ。

☆ オマケ ☆



「お前、強くなったのー」
「兄貴ー」


ともかくも。
大阪プロレスに、バファロがいないと、嫌ですっ。




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