カンセンキ

2003年12月21日(日)の
大阪プロレス )「大阪プロレス物<ストーリー>語」#22
in IMPホール

最近こういう事が多いのだけど。
ファンとしてのキモチの中だるみなだけだとは思うのだけど、正直、カード的に期待感が少なくて。
ぐたーっ。
だがしかし。
ほんと、良い意味で、ビックリするほど期待を裏切られました。
すんごい素晴らしい大会だったでっす。
大阪プロレス観戦2003をこれ以上ない感じで締めれました。(極私的に)

写真、あまりに遠くてたいしたことないのでちっさくしてみました。(サーバ節約)


■第一試合
30分1本勝負
○ツバサ
(10分45秒ドラゴンスリーパー)
×福田ユタカ


場外でダウンする福田を待つツバサ

老練

福田のミサイルキックが高いです、隊長!

ツバサ式ドラゴンスリープァ

グラウンドから開始。
腕取って足取って返して返して。良い感じで攻防。
福田のサッカボールキックをバンバン受けるツバサ。
ツバサのプランチャで福田がダウン。
リング内で余裕で待つツバサ。
福田がなかなか戻ってこないので、ツバサが降りていって、鉄柱攻撃。
先にリング戻って、元気いっぱいアピールなツバサ。
福田戻ってきて、チョップ合戦。
ツバサに足を取られてドラスク。そこから逆片エビがガッチリ。
しかし福田エスケープ。
ツバサのドロップキック。
福田、反撃、コーナーからミサイルキック。
ツバサ、ジャーマン。福田、返すもツバサがドラゴンスリーパに行ってタップ。

爽やか試合。
ツバサが福田の健闘に背中をバンバンってして退場。
ツバっさん、ツバっさん、あたし、男前過ぎて吐きそうです!



■第二試合
「仁義なき戦い」45分1本勝負
○Gamma&えべっさん
(14分36秒フラッシュバック→体固め)
S・デルフィン&×くいしんぼう仮面


「お賽銭はガンマ組の活動資金となります。ご利益は、ありません」ってドスをきかせた吉田アナの声が

「わーお!」

欽ちゃんジャンプとか

恥ずかしい!このあと松井もやられるのだった

「よー見とけよ!長渕剛キック!おらっ!」

えべが松井を「ここだけ色塗ってないんですよ」「ほんまや!」ってひきつけてる間に、ガンマがマウントパンチパンチ 連係だ

「じーっと見てください・・・カッチカッチカッチ眠くなります・・・」

空中で衝突なアホチーム(私が言うたんじゃないですから)

「仁義なき戦い」のテーマでお賽銭を集める悪徳えべ。
吉田さん低〜い、ドスの効いた声で「お賽銭は活動資金になります。ご利益はありません。」
でも子供とかキャッキャ言うてお賽銭。
えべ「おじぎ(ガンマ)が動くと、茶臼山が動くでぇ。」

くいえべ、ロープにつめてクリーンブレイク「わーお。」
反対側でブレイク「パペットマペット。」
リング中央でもパペットマペット。
油断した頃にやってくるパペットマペット、松井まで。
デルフィンガンマ、ハイスパート攻防、デルフィンが場外のガンマにプランチャ、続いてくいさんもケブラーダ。
再びリングはくいえべ。
えべ「お前ら真剣な試合見たいかー!」で、やる気なし、スロープロレス。
両者ともにコーナーで休憩。くいさん、鼻をほじほじ。
欽ちゃんとびとか。
デルフィン、くいさんに「しっかり押さえとけよー!」ってガンマを捕まえさせて攻撃しようとしたら、ガンマに足を出されて「いたーい。」
いたーい、って社長。
で、2人でガンマの足と両脇を抱えてくるくるくるポーイッ。
えべ「恥ずかしぃー!」って言いながらやられてポーイ。
ついでに松井もポーイ。

えべ「よー、見とけよ!長渕剛キック!」って、あの妙に余韻の残るへなちょこキックでくいさんを蹴り倒し。
ガンマが出て、えべ「ちょっとこれ見て、このコーナー下んとこだけ色塗ってへんねん、手抜き手抜き。」松井「うわ、ほんまや、手抜きや!」
って松井がいない間にガンマがくいさんにマウントでパンチとかチョークとかさんざん。 で、フォールして、えべ「松井!フォール!」って松井が振り返ってフォール。
デルフィン猛抗議。
再びえべが「松井、こっちもや!」って呼んで同じことして。
デルフィンが「なんで試合中にそんなん見とんねん!」って松井を怒る。
松井あやまる。
えべとデルフィンの攻防。
えべ「給料あげろ!土地を買え!イチローは40億やぞ!今の給料の400倍出せ!びっくりするぞ、その少なさに!」
で、やり返されて
デルフィン「今、何言うた?」
えべ「いや、あ、そのツノかわいいですね、トナカイ?」
サミングのチョキを二つとも掴まれて、デルフィン「これ何や?」えべ「いや、今の給料ではお正月の餅を2コしか変えないって、くいしんぼうが・・・」
「ほら、これね、ほーら1つの指になって、カッチコッチ(メトロノームな感じを想像してください)」って左右にゆっくり振る。デルフィンの頭も一緒に左右にかしげるように、カッチコッチ。
えべ「ほーらだんだん眠くなってきた・・・」って、松井がうつらうつら。
えべ「ほーら、だんだん気持ちよくなってきた、気持ちよーく給料を上げたくなってきた・・・」
デルフィン「ならへんっ!!」
デルフィン、スウィングDDT、えべ「ほら、クリスマスにパーッと、あーれー!」
ほんでまぁ、いろいろあって、ガンマのフラッシュバック。

ガンマ「これからも大阪にドンパチをくりひろげるゼ!」
えべ「おじきが動くと・・・茶臼山(略)」



■第三試合
スペシャルシングルマッチ60分1本勝負
○G・浜田
(8分07秒スイング・浜ちゃんカッター→体固め)
×Bバファロー


バファロの先制攻撃 バットでグイッ

脛でチョーク

浜田さんワキ固め

スウィングDDT→バファロ回転して返す

試合後もやりあう二人/FONT>

どういう流れでこのシングルか。
興味深くはありますが。

バファロ先制、バットでチョーク。
そのまま場外に浜田さんを追いやって、椅子にどかーん。
リングインして、浜田さん、スマッシュエルボー(技名わかりません)みたいなんで反撃するも、まだダメージがある様子。
バファロが捕まえて、エプロンでギロチン→場外から走りこんでドロップキック。そこからも手で、足でチョーク攻撃。
ラリアットから、張り手対決。
浜田さん、回復した様子で反撃。スウィングDDTはバファロがまさかの形で反転してかけさせず、ラリアットの応酬。
最後は、なんか突然のタイミングで浜ちゃんカッターが決まって3カウント。
あらら。

試合後もバファロが挑発。
平手打ちしまくりされまくり。浜田さんに場外に突き落とされてズデーン。
首を押さえながら帰ってゆきました。



■第四試合
大阪名物世界一選手権試合60分1本勝負
<世界一>○ミラクルマン
(7分52秒ミラクルトルネード→片エビ固め)
<世界三>×ペロ
※ミラクルマンが世界一を初防衛


福田のアイドルポーズに対抗して、えべったんがセクシーポーズ

ガンマ組の連係、すごいねん

みらくるストレッチ(犬じゃないってバレちゃう!って誰かの突っ込みが)

ペッキーがカバー、この後ペッキーが襲われる

ミラコーレモネード(って言いたいだけ)

福田は良い!すごい良い!

ベルトの返還とか試合の宣言とか。
リバティ、今日は素でなんか間違えてオモロくてよかった。
いらんボケはもうええ、ってもう少しで抗議にいきそうだったから。
ミラコ、どうせならそのオレンジのハッピのままで試合すりゃー良いのに。←大きなお世話
しかし、福田が良すぎて、ほんま見てしまう。

ミラコとペロがロックアップ、場外ではガンマ組とデル軍の抗争がドンパチ。
うわー、こんな楽しい試合になるだなんて、オラ想像もしてなかっただ!
福田とガンマがペロの足をひっぱって、鉄柱に急所攻撃、その上ミラコが低空ドロップキック、おまけにえべが足を鉄柱にどかーん。
素晴らしすぎる連係。
ペロがプランチャを放つと、福田がミラコの変わりに受ける。
ダウンする福田。
福田「兄貴!僕は大丈夫です!」(見えなかったけどきっと笑顔だ)
ミラコ「ありがとう!」
なにこれ!ずーるーいー!←オモロくて
ペロと福田がやりあってると、何故か福田がコーナーでアイドルポーズ。
ああ、もう、何を見たらいいかわからん。
ペロが劣勢になって、ペッキーが「コレ使うワン!」って手製で色を塗ったらしき、パイプ椅子をペロに差し出すが、ミラコが奪い取ってペロにいこうとして切り返されてる。
ミラコ、ミラクルストレッチでペロの皮を剥いで反撃。
カットに入ったペッキーの皮も剥がそうとして、総ブーイング。
エロおやぢか。
松井が何かに気を取られてる間にえべがベルトをミラコに。ミラコそれでペロをボッコボコにして、松井が振り向いたとたんにペロにベルトを持たせて、苦しんだふりミラコ。
ペロを怒る松井。
また松井が何かに気を取られてる間に、えべが乱入して、ベルトの上にペロをDDT。素早くでていく。
そのダウンしたペロにミラコが、トルネード、3カウント。

ガンマ組の連係がすごすぎザマス!
ミラコ、内容覚えてないけどそれなりにオモロマイクして、えべに逃げる。
えべ「よろしゅう、おたの申します!」みたいな見栄をきって締め。
一体全体、えべに出来ないこととかあるんでしょうか。



■第五試合
大阪プロレスタッグ選手権試合時間無制限1本勝負
<王者組>BK・キッド&○タイガースマスク
(16分59秒タイガース・スープレックス・ホールド)
<挑戦者組>大王QUALLT&×ゴア
※第8代王者組が初防衛に成功


ゴア、花道で手加減なしジャックハマー

筋肉バスター(マテマティカバスター)

マヒストラル、これは返される

餅つきパワーボム

ゴアのスプラッシュを膝で迎撃

タイガース・スープレックス

おめでとう!

ゴアったら、もーう!

愚連隊、先制攻撃。
カルトがビリィを場外で攻める間、ゴアがタイガースを花道でジャックハマー。
タイガーク、体に痙攣。
えええええ。
そのまま戦線離脱。
セコンドがかけよる。
当然、ビリィが捕まり続ける。
ゴアのきつい逆片エビ、カルトがキャメルしてるところへの低空ドロップキック、なんかわかんないけどカルトが投げた先にコーナーのゴアの膝とかの、巧みな連係。
ビリィ、なんとか抜け出してフィンタ・デ・レギレテから復活したタイガースにタッチ。
タイガース、打点の高いドロップキックで愚連隊を一閃。
椅子を出してきたゴアにスライディングでカニ挟み。
そこから3ストライク→スライディングセーフキック、空中殺法。
ビリィとカルトが出て、ビリィのコルバタ、タイガースも出て串刺しの連係、ゴアを捕まえて、コーナーからダブルで叩きつけようとするも、ゴアがウラカンで返す。
タイガース、何か肩か腕かをかばうようなしぐさ。

場外、ゴアにタイガースのトペ。
リング内、ビリィがカルトにマテマティカバスターを受ける。
しかし立ち上がって、エスパルダ、返される。
そこからカルトが餅つきパワーボム3連発。
失神気味のビリィに、さらにペティグリー。
タイガースがカットしようとするも、ゴアがベリートゥーベリー。
ビリィがファイアーバードに行こうとコーナーに立つと、カルトがカットして、自らもコーナーに登り、雪崩式ブレーンバスター。
ゴアとタイガースがリングイン、ゴアの手を軸に時計のように立て回転んしてホイップ、丸め込みを畳み掛けるも返される。
ゴア、スプラッシュに行くも、タイガースが膝で迎撃。
そのままタイガース・スープレックスで3カウント。

抱き合うビリィとタイガース。
去る前に、タイガースに握手するゴア。
タイガース「ベルトの価値が下がるとか、弱いとか色々言われてますけど、今日の試合で、そう思いますか!?」
観客、そんなことないーとか拍手とか。
タイガース「まだ発展途上の僕たちですけど、だからこそ未知数の可能性があると思います。では、完全無欠のビリィ大先生です、どうぞ!」
ビリィ「えー、ご紹介に預かりました、ビリィ大先生です!」
ビリィ「もっともっと防衛を重ねて、大阪プロレスも大きくしていきたいと思います!」

すごい。
技に次ぐ技の攻防で。
何コレ何コレ。
息つくヒマもなくて。見たことない連係とか、それぞれの技とか。
素晴らしかったです。
真面目に熱くだけにしちゃわない、タイガースとビリィのマイクも大阪らしくって、ステキ。



■第六試合
大阪プロレス選手権試合時間無制限1本勝負
<王者>○村浜武洋
(19分28秒ブレーンバスター→体固め)
<挑戦者組>דビッグボス”MA−G−MA
※第6代王者が3度目の防衛に成功


腕ひしぎをブリッジで返すとか初めて見ました

投げっぱなしジャーマン

ブレーンバスタァー

ロープ使ってのクローズライン

もう中盤から一発技を出すごとにこの状態 それくらいの激戦です

雪崩式ブレーンバスター

このハイキックで勝負が決まりました

にらみ合って、グラウンド攻防。
取って取られてクルクルクルめまぐるしく。
村浜のキツい腕ひしぎ、マグマ、ブリッジで無理やり返す。
うええええ。そんな方法アリですか!?
マグマ、STFな体勢(微妙にSTFじゃないねん)で締め上げて、コーナーに振って、串刺しボディプレス。
村浜の首がぐわっ!って。
そこから、その場飛びムーンサルト→スリーパ、村浜エスケープ。
マグマ、投げっぱなしジャーマン。

村浜、場外のマグマにトペ。
リングインしてブレーンバスター3連発。
すぐに立ち上がり続けるマグマも、さすがにグロッキー。
マグマ、ジャーマン。村浜も返してジャーマン、ブレーンバスター。
そこからチキンウィング、マグマなんとかエスケープ。
マグマ、ロープから走りこんでのクロズライン。
両者ダウン。
マグマが先に起き上がって「スーパーフラーイ」
コーナーにあがったところを村浜が追いかけて、雪崩式ブレーンバスター。
マグマ、すぐに立ち上がって、ラストライド。
2人共大技連発で、ふらふら。
決着がつかないか、と思ったくらいに、村浜のハイキックがマグマの延髄にバチっと決まる。
ふらつくマグマをブレーンバスターで落とす。3カウント。

2人共すごすぎるんですが。
ジャーマンにブレーンバスターに、ラストライドも2回出たし、雪崩式も出たし。どんだけ丈夫でスタミナあるねん。
まさに頂上対決!な試合でした。

村浜「今日はありがとうございます!紹介したい選手がいます。」
冨宅さん登場。

冨宅「村浜選手にはこないだ負けたんですが、プロレスの奥深さを知りました。このまま引き下がるのも、なんなんで、来年も参戦したいと思います。」
会場、拍手。受け入れ体勢。

やー。
もう、感情揺さぶられまくりの試合でした。
オモロい試合、カッコ良い試合、涙で感動、凄すぎて驚愕。
もう大変。
大阪プロレスったら!今年1年ありがとう!
来年もよろしく!←何の挨拶か




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