カンセンキ

2004年2月21日(土)の
「SUPER J−CUP 4th STAGE」〜大阪ハリケーン2004〜
in 大阪城ホール (Part.3)

■第十一試合
スペシャル6人タッグマッチ60分1本勝負
獣神サンダー・ライガー(新日本)&新崎人生(みちのく)
&×スペル・デルフィン(大阪)
(16分53秒シュバイン→片エビ固め)
ヒート(新日本)&KENTA(NOAH)&○CIMA(闘龍門)


社長にそんなんしたらアカーン!

デルフィンポーズってこうやったっけ?て

拝み渡りに帯同されようとするHEATを助けるCIMA HEATがちぎれそう

とにかく社長を意識するCIMA

吊り天井でっせ

カットにいこうとした2人を立ってるだけで威嚇しちゃった人生 カッコええ!

社長の反撃

おぢさんチームの反撃

拝み渡り、2人道連れ

元祖スウィングDDT

シュバイン!シュバイン!

ぐったり、な関西人2人

なんかあんまり何も思ってなかったけど、若者チーム、えらいエエ男3人組。
か、体がカッコ良い・・・。
そして、ああん人生〜!リングを拝んでる〜。

CIMA、とにかくデルフィンが気になる様子。
出だしから捕まえて、3人で社長にドロップキック。いえあの、第一線を退いたとは言え、社長の上手さには信頼を置いてますが、やっぱりノリノリの若者レスラーに攻め立てられまくりのを見るとハラハラ。
いや、全然危なっかしい場面とかはなかったですけどね。
デルフィンをいじめまくる3人、それを立ってるだけで威嚇する人生、俺を忘れるな!ってライガーの図が、すっごい楽しかったデス。
この試合の主役はCIMAでした。会場のアジり方、相手の生かし方、自分のアピり方、すばらしいね!まさに、楽しく、激しく!
HEATが意外と良かったです。いやもう、絶対にええ選手なんはわかってるけど、なんかその良い試合に出会った事がなくって。
でも今日はなんか、そないに目立った動きも無かったけど、好印象。
KENTAも見せ場をきっちり締めてて良かったなぁ。

ココロから、楽しい!って思った試合がコレでした。
みんな流石やねぇ!!



■第十二試合
「J−CUPトーナメント」優勝決定戦時間無制限1本勝負
○丸藤正道(NOAH)
(14分05秒雪崩式不知火→片エビ固め)
×村浜武洋(大阪)


序盤はじっくりレスリング

このままぶらさがり足四の字で急所攻め

雪崩式のポジションの取り合い

プランチャ

ノータッチトペ

フィッシャーマン

ブレーンバスタ

雪崩式不知火

序盤、シーンとした中でグラウンドの攻防。
村浜の三角が決まり、丸藤は一時意識を失う。しかしそのまま自力で転がり、場外へ。場外カウントを待ちながら回復。
リングへ戻り、村浜を攻撃。村浜のキックにもうまく対応。鉄柱への誤爆を誘って、そのまま鉄柱を使い、急所攻め。
試合は動いて、丸藤のプランチャ、村浜のトペ。
コーナーからのブレーンバスター、さらにフィッシャーマンと畳み掛ける村浜に、丸藤が再び攻め。
フロム・コーナー・トゥ・コーナーで村浜を撃沈。
ふらふらの村浜を雪崩式不知火でしとめる。

14分に思えないほど長く感じた。2人共、3戦目なのを感じさせない程にタフ。
大技を連発してるのに、立ち上がる立ち上がる。
途中、2人共がグロッキーな状態もあったのに。

しかし、やっぱ丸藤はすごかった。
試合後の村浜のコメントにもあったけど、技が、試合の緩急がものすごい。
全然単調にならない。村浜は、困ったらキック、みたいな感じやけど、丸藤は手数とか対応の仕方を無数に持ってる感じ。どんな相手でも一定レベル以上の試合を見せれると言うか。
例えば、勝敗で言うと、どっちが勝つかは紙一重だったかもしれない。でも、例え村浜が勝ったとしても、プロレスとしてすごかったのは、確実に丸藤だ。
なんか、昔のプロレスのすっごい良いとこを受け継いでるなぁって思った。派手技だけの今時の軽いプロレスラーってイメージかもだけど、全然そうじゃなくって、どっちかと言うなら、古臭いプロレス魂みたいなのを感じた。
相手を輝かせて、それで自分も輝く。
そんな、純プロレスって感じのレスラーが優勝してうれしかった。



試合後、優勝した丸藤にキンキラキンジャンパーを着せる社長。
そのダサさ加減に「コレ・・・着るんすか?」って苦笑しながらも、笑顔で受け入れる
丸藤と「カッコええやろう!キミ似合うなぁ!」って社長の、なんか暖かい空気がすっごい良かったです。

最後にみんなリングイン。
あくまでルードの姿勢を崩さず、一人離れるまぐまんに拍手。
湯浅大好き!ってちゃっかり湯浅の横に行くゴアに微笑み。
最後はみんなで丸藤を胴上げして、落としてワハハー!誰かが犯人はえべやで!ってやって、次はえべが胴上げで落とされて、丸藤が4方に礼をして、大会は終わりました。



終わった直後は、ちょっとあっさりした試合が多かったので、不満もあったけど。
今思うと、なんか丸藤の純プロレスについて思いをはせたり、井上や湯浅がどんどん良い選手になってくのを見れたり、村浜のスタイルもアレはアレで良いのだ、と思えたり、収穫は多かったです。
スペシャルタッグとかも、なんかすっごい良い仕事を見たって感じやったし。
見終わった直後は満足度70%やったけど、今は80%です。




Go★Home