カンセンキ

2004年4月24日(土)の
大阪プロレス 「SATURDAY NIGHT STORY」
in デルフィンアリーナ

▼その1

会場、ひろしがアレやよ。
確か、去年の夏くらいのホリパラが、こんな感じやったようなと懐かしく。
4月は動員が落ち込むと、某団体でも嘆いてた。
GW前やしねぇ。



前説はバファロとカルト。
バファロ「カルト様がおっしゃられるには〜・・・しておられる!」って、謙譲語と丁寧語と尊敬語がしっちゃかめっちゃか。
しまいには、サムライか公家か、みたいな話し言葉で迷走。
会場も、どう反応したら良いか、同じく迷走。
まぁ、とにかく。
「これからはカルト様の時代、愚連隊の時代だ。このベルトへの挑戦者はカルト様が既に決めていらっしゃる。」という事らしい。
ウィー、ムッシュ。



■第一試合 タッグマッチ30分1本勝負
○Gamma&ユタカ
(9分56秒フラッシュバック→体固め)
ビリーケン・キッド&×的場真人


場外からエプロンへのドロップキック

チカコ&ユタカの連携

リバーススプラッシュみたいなの(ちゃうねんけど)

この後、ガンマ、白鳥さんと次々にサッカボールキックを受ける的場

向こうの反則を指摘するビリィともめる人たち

ジャンピングビックブーツ

そうそう。
福田(ユタカへのあだ名とYたんと決めた)と白鳥さん(チカコへのあだ(略))は、相手が白鳥さんを意識していぢるとエエんよ。
IMPのゴアみたいに。
それがないと、何だか「何で白鳥さんおるんやろう?」ってなるねん。
今日はちょっとビリィも的場も、白鳥さんをスルーしがちでアレやった。
PowerofLoveのオモロさは、シングル戦向きかもしんないね。

まぁ、白鳥さんについて言うと前のような感じやけど、試合は良かった。
なんてったってビリィ。
もはや、このビリィの勢いを止める者なぞ、いやしねぇゼ!
新しい大技、とかやなくて、細かい動きがチョコチョコとリニューアルな感じ。
黙々と進行してた試合も、ちょっとビリィが松井さんに絡んだら笑いが。

序盤は的場とガンマ。
ガンマ、張り手とかぶつかり合いの最後に、サミングってのはいただけないな!(腰に手をあてて、体育教師風に)
そこはほら、的場の情熱を受け止めるような感じがええんやんか。
中盤は入れ替わり立ち代わり。
ごめん、ビリィがすっげーカッコいいってのと、的場の叫びしか記憶にない。
的場の叫び、って言うか、声を出すプロレスって良いと思うねんけど、ちょっと緩急つけた方がええんかなぁ。
トモダチーは「なんか叫びすぎて怖い」言うてたし。

って言うか、みんな全体的に体が焼けてるのは何故?



■第二試合 タッグマッチ30分1本勝負
○村浜武洋&えべっさん
(10分10秒ブレーンバスター→体固め)
S・デルフィン&×くいしんぼう仮面


くいえべのハイスパートは受身とバンプが基本

頭をくいさんにハタかれて喜ぶ村浜

わかりにくいけど、大晦日の曙がダウンした時の体勢をマネしてるくいさん(真上から見ないと伝わらないってば)

フラッシングエルボー(武藤)

くいさんが丸め込もうとしたらえべのパンツが

→ズレたまま色々される

ズレたままヒップアターック(デルフィンがものすごく嫌そうだ)

何をする気だ

そのままやったら「見える」らしいのでズボンは上げたえべ

誰も見てないトコで社長にお尻攻撃なえべ

なんでこの微妙な位置で止まるのかが、最近のプロレス7不思議の1つ

む、村浜は・・・いいの?この時期にこのカード。
いや、これ以上は突っ込むまい。

前半、くいえべが「プロレスを教えてよ!」とか相撲とかをなんだか早送りな感じでササッと展開。
デルフィンと村浜にタッチして、ハイスパート・・・って社長ーー!?
村浜ーー!?
どっちが悪いのか、どっちも悪いのか、単に息が合わないのか、それは私にはわからんねんけど。社長、後転すらグチャッて。
ぐだぐだ、べちゃっ。
あまりのかみ合わなさに、村浜が笑い出す始末。
こらこら。

その空気を断ち切るかののように、くいえべにタッチ。
くいえべ、各自勝手にハイスパート、受身、バンプ、一緒に飛んだり、一緒にかわしたり、ワチャチャで、見事に会場を和やかムードに。
その後、くいさんが地味ーにサップ×曙の曙のダウンシーンを再現。
えべが「曙やっ!カエルやっ!」言うてくれんとわからんかったよ。

そんなこんなで、いつのまにかえべのお尻が全開で、それで技をかけたりかけられたり、前が見えそうになってハラハラしたり。
えべがデルフィンに「春のボーナスはっ!プロレスラー言うたらローンも組まれへんやないか!」って攻撃。

試合後マイク。
えべ「このね、天使みたいな、シミ1つない、ケガレないお尻。もうすぐしたら、天使の饅頭とかって、売り出しますから、みなさん期待しててください。」



■第三試合 30分1本勝負
×ペロ (11分42秒アンクルホールド) ○ゴア


このアンコ型の2人のグラウンド、オモロ

ゴアのこういう攻めって地味やのに見せるよね

串刺しニー

ロープロープ ペロの舌はカワイイ

またか、またアンクルホールドか

わぁぁぁい。
こういう試合、大好き。
ペロとゴアのシングル戦って、ちょっとしたご褒美なくらいに良いですばい。

序盤はしっかりしたグラウンド。
ゴア、ペロの上でくるくる回転して体勢を入れ替え入れ替え。
絞り上げて、ペロ、エスケープ。
中盤過ぎくらいまで、ずっとゴアの攻めが続いて、やっとペロの反撃。
写真、何故かゴアの攻めてる写真ばっかりになったけど、そういうワケでもないんよ。ペロはなんか良い写真が撮りにくいんだなぁ。
モーションが少ないから?
あの、ペロの、クルッと回して落とす奴の名前が知りたいナ。

最後はゴアが、金本にやられて以来、なんだかとり憑かれたように使ってるアンクルホールド。しかも代々木の金本戦と全くおなじフィニッシュの形で。

試合後マイク。
ゴア「おいガルーダ、このまま逃げるんじゃねーだろうな。またやってやるよ。それと金本!もっぺん、お前のトコまで這い上がっていくからな!」
「それまでお前ら・・・末長く待っとけよ!」
末長く、ってゴア!
育ちの良さが滲み出てるから!

良いシングルマッチでしたばい。
選手の、対選手への愛って試合に滲み出るよね。



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