▼その3
■第五試合 「天王山2004」1回戦30分1本勝負
“兜王”ビートル vs ペロ

打撃で様子見のビートル
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力比べ
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何故かビートルの攻撃写真しか無いですが、でもそういう感じでした。
様子をうかがって、間をとる両者。ビートルの打撃による牽制のあと、組み合う。
グラウンドの攻防からぶつかりあい、ビートルがスタナー。
すぐにヘッドロック。ペロがといて、ぶつかり合い。
ビートルがホイップ、ペロ、一旦場外へ。

腕を極めるビートル
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打撃で優勢に
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ペロ、リングインしてすぐにビートルがキック、ストンピング。
スリーパーからグラウンドになって、腕を極める。
ペロがエスケープして、ぶちかまし対決、さらにビートルがキック。
かなり効いてる様子のペロ。

これってコブラの変型ってことで?
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ショルダースルーみたいな
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ビートルが変型コブラ(卍?)。締め上げるがペロが脱出、ロープふってからショルダースルー。コーナーにビートルを詰めて、串刺しエルボー。
ここで、ペロ「絶対勝つぞー!」試合はビートルが優勢だが、気迫が伝わる。
そのままパワーボムにいこうとするが、ビートルがウラカンで切り返す。

ホイップかな
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ダイビングヘッドバッド
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ビートルが左上写真。(すいません覚えてません)
ダイビングヘッドバッド。ガッチリと受けるペロ。

ビートルのトペ
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ペロのボディプレスを迎撃するビートル
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攻防から場外に出たペロへ、ビートルがトペ。しばしダウンするペロ。
リングインするも、ビートルがコーナーからダイビングチョップ(?)、さらにスタナー。
しかしペロがすぐさま起き上がり、コーナーにふって完璧なビタワンバスター。
ビートル返す。
ペロ、コーナーに上ってダイビングボディプレスに行こうとするが、ビートルが追いかける。ペロがエルボーでビートルを落とす。ビートル再度コーナーに上るも、また落とされる。ペロがようやくボディプレスに飛ぶも、ビートルが迎撃。
ビートルが打撃の乱打から、バックドロップ。
さらにバックをとられるが、ペロが切り返して電光石火のジャックナイフ。
ד兜王”ビートル (13分45秒ジャックナイフ) ○ペロ
すごいジャックナイフだった。完璧。

ビートル「お前強いな、がんばれよ!」
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ペロの試合を遠くから見つめるペッキー |
終始ビートルのペースで試合が進んでいた。
ベテランの技術の差を見せ付けた感じ。ビートルの欠点のスタミナ切れも最後まで見られなかったし。ペロの反撃も、一瞬一瞬はあるのだけど続かず。
しかし、その少ない攻撃の1個1個の完成度が素晴らしかった。
最後のジャックナイフもとってつけたような反撃ではなく、狙いこんで、がっちり押さえ込んでの説得力のある逆転劇だった。
試合後のビートル「お前強いやないか!この後もがんばれよ!」
なマイクも良かった。
ほんとペロにはとことん頑張って欲しい。
■第三試合 「天王山2004」1回戦30分1本勝負
えべっさん vs ゴア

こういう気迫のえべが見られるのは年1回だけ
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美しいドロップキック
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えべ、無言でリングイン。
ゴア入場。選手コールにもえべは静かなリアクション。ゴング。
様子を見て長い時間にらみ合う両者。
間をとりながらお互いのタイミングを狙ってロックアップ、腕の取り合い、バックの取り合い。ゴアがヘッドロック、きりかえしてえべがゴアの腕を極める。
ハイスパートから起き上がって、両者睨み合い。
古典的な序盤の攻防で息が詰まる。
えべが組み合う誘い手を出す、ゴアがのったところで腹にキック、そこからドロップキックでゴアが場外。えべも場外へ。

場外でやりあう両者
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美しいミサイルキック
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場外でボディスラムなどの攻防を行う両者。(ほぼ見えず)
両者リングイン。ゴアがロープ使ってのサミング。えべが苦しがって転がる。
ゴア、トップロープへ上り、えべが起き上がったところへミサイルキック。
続いてストンピングからヘッドロック。
「こら、どうしたえびす!こんなもんか!?」

ヘッドロック
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ゴアのその場飛びセントーン
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ヘッドロックを離して、その場飛びセントーン。
背中に片膝をあてて両手を逆に絞り上げる。

ストレッチ(技名わからず)
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逆水平やチョップの対決
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その体勢から左上写真のストレッチ。えべがふりほどく。
ぶつかりあいを制したゴアが逆エビ。えべがエスケープして再びチョップと逆水平の攻防。気迫。

跳ね返ってのエルボードロップ
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えびす落とし
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ロープふって、えべが逆立ちから跳ね返ってのエルボードロップ。
ここで、上半身コスを脱ぐ!
ブルドックヘッドロック敢行。もちろん成功。畳み掛けてえびす落とし。
ゴア、カウント1で返す。
ゴア、起き上がってすぐにロープからダイビングラリアット。

アンクルホールドをエスケープ
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ゴアのトペスイシーダ
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続けてアンクルホールドに取る。えべがエスケープから場外へ。
ゴアが間を空けずにトペスイシーダ。
ダウンする両者。

ブレーンバスター
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シャイニングウィザード
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リングイン。
えべがブレーンバスター。さらに気迫のぶつかり合い。
ロープ飛んでゴアがシャイニングウィザード、えべが腕で防御してさらに、シャイニングえべザード。しかしゴアがこれをうまく捕らえてそのままアンクルホールドへ。
グラウンド状態で締め上げるが、えべがエスケープ。
ゴアがスプラッシュにいくも、えべが回避。

もちつきバックドロップ
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至近距離シャイニングウィザード
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えびす落としから、もちつきバックドロップ。
さらにえべザードにいく。両者共ダウン。(ロープ際で)
しかしゴアが起き上がって至近距離(ほぼその場飛びのような感じ)でシャイニングウィザード。そのままフォールして3カウント。
×えべっさん (12分11秒シャイニング・ウイザード→エビ固め) ○ゴア
この試合はシャイニンウィザードとえべザードを何度見たか・・・。
写真と記憶の都合でだいぶ抜けてますが、すごい回数でした。
試合としては、やはりゴアが技術やパワーが1枚上手なのだなぁと思ったけど、えべはそういうのでないところ「(試合で)魅せる」とか「(何かを)感じさせる」とかそういうところで、伝わってくるプロレスをするすごいレスラーだなーと。
要するに2人共すごいカッコ良いって事です。

えべのゴアへのマイク
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わかりにく過ぎるが右端のゴアと左端のえべ
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えべがダウンし続ける。ゴア、退場するがえべのマイクに呼び止められる。
えべ「ゴア、強かったよ。俺は、俺はもう一線とかは無理やから。俺はお客さんを楽しませる方でがんばるから。ゴア、お前とは進む道が違ってしまったけど、ビリーやペロ、お前ら若いもんで大阪プロレスを盛り上げていこう。」
「大阪プロレス、旗揚げからおるもん、途中から入ってきた奴、色々おるけど、ゴア、ビリー、ペロ、タイガース、若いもんでもっともっとお客さんに楽しんでもらえる大阪プロレスにしていこう。」
「でも、こういうのも楽しかったよ。またやろう。」

ゴアがえべに答える この後、握手 |
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ゴア、じっとえべのマイクを聞いていたが歩み寄って
ゴア「えびす、お前強かったよ。今日はありがとう・・・ございました!」
じーん。「ございました」にゴアの育ちの良さと友情とらヴ&リスペクトが。
えべ「えー、今日はありがとうございました。僕の天王山は終りましたが、秋はまだ終ってませんので、秋の味覚でも食べて、自分を癒してあげたいと思います!大阪プロレス、もっともっと面白くしていくんで、また来て下さい!ありがとうございました!」
最後のやりとりは大阪の歴史に残るやりとりでした・・・。
えべはこういうこと出来ちゃうからナァ!
人を笑わせれる人ってのは、感動もさせられちゃう・・・惚れ直した。
天王山の試合も、その前の2試合も、ほんっと面白かった。
続々と勝ち上がってきてる若手達、がんばって波乱を巻き起こして欲しいなぁ。
そして、本当に面白いので、みなさんも会場に足を運んでみてください。
高いったって前売りで4000円。
新日の遠い遠い立ち見より安いですよ!居酒屋でちょっと飲んだらすぐいく額だ。
ちょっとでも興味があれば。
百聞は一生観戦にしかずまくりです。
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